証拠をつかませない夫に対抗するには?

夫の行動や態度から「絶対浮気している!」と確信するも、証拠はない―。なかなか浮気の証拠をつかませない夫に対抗し、浮気を認めさせるにはどうすればよいのでしょうか。

ちょっと待って!証拠がないまま問いつめるのは危険

夫夫が浮気の事実を認めずシッポもつかませない場合、あなたはどう対抗すればよいのでしょうか。近ごろ怪しい!と疑いを抱いたときはついつい、「浮気してるでしょ!」と証拠もないまま夫を問い詰めてしまいがちですが、これは百害あって一利なしです。浮気の証拠をつかませないようなズル賢い夫の場合、素直に認めて浮気をやめる望みは薄いでしょう。

それどころか、浮気に気づかれたことでいっそう注意深く行動するようになる恐れが濃厚です。警戒されれば浮気の証拠はますます手に入りにくくなるでしょう。

証拠を集めて、言い逃れさせない

証拠写真そう、大切なのは小さなものでもよいから証拠を手に入れることです。問い詰めたい気持ちをぐっと抑え、証拠集めに乗り出しましょう。たとえば次のようなものは浮気の決定的な証拠といえます。

 

  • 顔の映っている、性行為中の写真や動画
  • 夫と浮気相手が複数回ラブホテルへ出入りし、長時間滞在していることを証明できる写真や動画
  • 夫が浮気相手の自宅へ複数回出入りし、長時間滞在していることを証明できる写真や動画
  • 夫が浮気相手を自宅へ複数回出入りさせ、長時間滞在していることを証明できる写真や動画

浮気の証拠集めは自力でもできる

上記は浮気の決定的な証拠と言えるものですが、あなた自身が張り込みや尾行をしてそんな証拠をおさえるのは現実的には難しいですね。興信所や探偵など浮気調査のプロに依頼するという手段もありますが、場合によっては数十万円の費用がかかることは覚悟しなければなりません

調査業者を雇わずとも、あなた自身で浮気の証拠を集めることは決して不可能ではありません。たとえば次のような証拠であれば、自力でも集められますよね。

  • メールや電話、LINEなどのやりとり
  • ホテルなどの領収書
  • 浮気相手にプレゼントを購入したと思われるレシートやクレジットカードの利用明細書 など

一つ一つは証拠としての力は弱いものですが、なるべく多くの状況証拠を積み上げていくことで、浮気の事実を立証することは可能です。目の前にずらりと証拠を並べられれば、言い逃れることは難しくなるでしょう。

いくら夫が巧妙に立ち回っていても、バレていないという油断からいつか必ずボロを出します。それまで、腹が立っても問い詰めるのは我慢! 気に病むのは精神衛生上よくありませんから、「十分な証拠が集まるまでたっぷり泳がせてやろう」と発想を転換しましょう。

なぜ認めさせたいの?自分の心に問いかけよう

自省決定的な証拠を突き付けられてもなお、夫が浮気を認めようとしない可能性もありえます。そういう態度であれば、なんとかして浮気を認めさせようという戦略を転換する必要があります。

浮気(不貞行為)は民法770条に定める離婚事由の一つです。夫が浮気を認めていない場合でも裁判離婚の申し立てや慰謝料請求は可能です。夫が最後まで認めなくても、浮気の事実があったと裁判官が判断すればあなたの勝ちです。

それではなぜあなたは、浮気したことを夫に認めさせたいのでしょうか。心の中に、罪を認め自分を傷つけたことを謝ってほしいという気持ちがあるのかもしれません。しかし、たとえ浮気を認めたところで夫が浮気をやめるという保証はありません。

主導権を握り、前に進もう

大事なのは、夫に浮気を認めさせることよりも、あなた自身が前に進むことではないでしょうか。認める、認めないは夫の気持ち次第ですね。つまり、浮気を認めさせることにこだわると、知らず知らずのうちに夫に主導権を渡してしまうことになるのです。

認めないならそれで結構と腹をくくり、証拠をそろえて浮気をやめるよう堂々と要求しましょう。あなた自身が主導権を握るのです。

夫を問い詰めても得るものは少ない

困った夫夫の浮気を疑ったとき、証拠もないまま夫を問い詰めるのは避けましょう。夫が用心し、よけいに証拠を集めにくくなります。浮気を認めさせるには証拠をそろえることが最も有効です。調査業者に依頼して証拠集めをするという選択肢もありますが、場合によっては数十万円の費用がかかります。領収書チェックなど、自力で証拠集めをすることも可能です。

夫がどうしても浮気を認めようとしない場合は、認めさせることにこだわらず毅然とした態度を見せることも大切です。