二度あることは三度ある? 浮気を繰り返す夫

次はないよとクギを刺したにもかかわらず、夫の二度目の浮気が発覚。しかも相手は一度目のときと同じ女となると、もう夫を信じるのは難しくなってしまいますね。三度目の浮気を心配するより、いっそきっぱり離婚すべき? また、浮気相手の女に制裁を加えてやることはできるのでしょうか。

夫は浮気相手のことが本気で好きなの?

本気一度お灸を据えられたにも関わらず二度目の浮気に走ったからには「夫は相手の女のことを本気で好きなのかもしれない」と思ってしまいますよね。でも、浮気を繰り返すからといって、夫と浮気相手が互いに真剣な気持ちを持っているとは限りません。相手の女は既婚者との恋愛でスリルを味わいたいだけかもしれませんし、夫は夫で妻以外の女性と都合よく楽しみたいだけかもしれません。

 

本気だろうと遊びだろうと、夫・父親としての責任をないがしろにして浮気にいそしむことが許されるはずがありません。本気か遊びかという気持ちの部分は実は些末な問題で、夫婦間の貞操義務を破り不貞行為を犯したという事実のみが重大なのです。「浮気相手のほうが私より女性として魅力的なのだろうか」などと悩むだけ時間の無駄というものです。

 

夫が浮気を繰り返すのはなぜ?

浮気浮気は一生しない人と何度も繰り返す人に二分されるとよく言われますよね。下手に浮気を許してしまうと、夫は「浮気しても妻は許してくれる」と自分に都合よく曲解する可能性があります。一度許してもらえたのだから、次もまた許してもらえると甘く考えているのです。

 

二度あることは三度あるってホント?

謝罪もう二度と浮気しないという約束をきちんと守れるか否かには、浮気相手を本気で好きかどうかは関係ありません。純粋に、夫個人の誠実さや自制心、すなわち人間性の問題なのです。誠実な人間性を持っている人であれば、万一気の迷いで浮気をしてしまったとしても、きちんと反省し同じ過ちは二度と繰り返しません

 

約束を破って同じ相手とまた浮気をしたという事実は何を示しているのでしょうか。誘惑に負けてしまう情けなさ、また許してもらえるだろうという甘えと依存心、自分の言葉をあっさり破る無責任さ、妻であるあなたの気持ちを顧みない身勝手さ、不倫の結末を見通せない愚かさ、浮気によって男としての自信を持ちたいという浅はかさ―。あなたの夫の内部にはこうした弱さが潜んでいるのです。

 

何十年もかけて培われてきた人間性は一朝一夕では変わりません。残念ながら、二度あることは三度あると思っておいたほうがよいでしょう。

 

二度も浮気されたらもう離婚すべき?

結婚指輪あなたに残された選択肢は、夫と離婚するか、三度目は絶対にしないと約束させてヨリを戻すか、浮気をやめさせることはあきらめ、見て見ぬふりをしてやり過ごすかです。

 

すでに二度も自分を裏切った相手のことを心の底から信じることは難しいものです。ヨリを戻す場合、表面的には夫婦関係を修復できたとしても、いつ三度目が起こるかという不安は常にぬぐえないでしょう。不安を受け入れる覚悟があれば再び許しを与えるという選択肢もアリではあります。

 

犯罪になる恐れのある制裁もある

禁止夫と浮気を繰り返す相手女性に対し、あなたが制裁を与えたいと思うのも当然です。ただし、浮気女なのだから何でもやってよしということにはならないので注意が必要です。以下のような行為は犯罪になる恐れがありますので、絶対にやめましょう。

 

  • 相手の職場に乗り込む

職場を訪れて浮気を暴露すると、民法上の不法行為もしくは刑法上の名誉毀損罪に問われるおそれがあります。

 

  • 相手の会社に電話して暴露する

名誉棄損もしくはプライバシー侵害で訴えられるおそれがあります。

 

  • 会社に不倫写真を送りつける

名誉毀損罪やわいせつ物頒布等の罪に問われるおそれがあります。

 

法律上許される範囲を逸脱すると、あなたのほうが加害者になってしまいます。刑法上の罪に問われるおそれがあるほか、不法行為の損害賠償請求をされることもあります。裁判の場でも不利に働きますので、くれぐれも注意してくださいね。

 

いちばん効き目があるのはやっぱりお金

お金相手の評判を落としてやろう、人生をめちゃめちゃにしてやろうなどと考えると、上記の通り法に触れる可能性が高くなります。また、浮気相手をクビにしてほしくても、クビにする・しないはあくまで職場サイドの判断ですから、あなたにはどうしようもないことです。

 

あなたができる合法的かつ最も効果的な制裁は、相手から可能な限り高額のお金をとることです。法律の上で浮気は不法行為となるので、あなたは民法709条に基づき夫と浮気相手に慰謝料を請求できます。浮気相手のみに請求し夫と離婚はしないということもできますし、夫と浮気相手双方に請求したうえで離婚することもできます。

 

まとまった額のお金を払わされるのは、現実問題として大きな負担になります。婚外恋愛だなどとドラマのヒロイン気取りの浮気女も、自分が紛れもない不法行為の当事者なのだと痛感させられるでしょう。

 

夫の本質的な人間性を見定めよう

夫の顔同じ相手との二度目の浮気の場合、浮気相手の女性のことが本当に好きなのかなどと悩む必要はありません。夫が約束を守れない人間であることをしっかり認識し、今後の対応を決める必要があります。

 

浮気相手への制裁として、会社に乗り込んだり電話したりなどは名誉棄損やプライバシー侵害などで訴えられるおそれがあるので絶対にやめましょう。最も効果的な制裁方法は、なるべく高額な慰謝料を請求することだといえるでしょう。