前科があるだけに疑わしさも倍増

浮気の前科ありの夫。近ごろ様子が変だと思ったら、女性とコソコソ連絡を取っているようです。夫が怪しい行動をしていると、また浮気しているのかもしれないと心配になってしまいますね。やり直したいと思っても、夫が浮気を繰り返す姿を見ると夫への信頼が揺らぎます。次にやったら離婚だと言っておいたのにも関わらず再び浮気をされてしまったら、もうどうすればよいのでしょうか。

浮気を繰り返すのは反省していないから?

浮気「浮気性は絶対に治らない。浮気をする人は何度でも繰り返す」とよく言われます。まず、これは本当なのか考えてみましょう。

あなたが把握している浮気が一度だけだとしても、夫は最終的にあなたと結婚するまでに過去何度も浮気をしてきた浮気常習犯である可能性があります。一度でも浮気の前科があるなら、夫は浮気性だとみなすべきです。

浮気性の人の場合、浮気に対する心理的ハードルが低い反面、相手への真剣度も低いといえます。普通に考えれば、浮気をしてとっちめられれば同じ過ちは繰り返さないようにしそうなものですが、浮気性には理屈は通じません。喉元過ぎればなんとやらで、浮気性は怒られてもすぐ忘れてしまいます。そもそも浮気を悪いと思っていないので、反省するということがないのです。

たとえば、あなたが10代の頃、親に門限を決められていましたよね。門限を破って親にお説教されているとき「はいはい、わかりましたよ。もうしません」と言いつつ、心の中では「くだらないことをしつこく言って、うざいなー」と思っていませんでしたか? 浮気性の人は浮気をとがめられているときちょうど同じように思っていると考えてください。心から反省しているわけではなく、相手の言葉がまったく響いていないから浮気を何度も繰り返すのです。

門限破りをして怒られた後は、しばらくはおとなしくしておこうと思うもの。でもじきにまた帰りが遅くなり始めますよね。浮気性の夫も、浮気がばれてあなたに怒られた直後はおとなしくしているかもしれませんが、またウズウズしてくるものなのです。

夫を信じることができないと思ったら

夫浮気性の夫でも、浮気を除けば良い父・良い夫ということもありますよね。あなたが夫と少しでもやり直したい気持ちがあるのなら、夫を信頼できないと捉えるよりも、単に浮気に対する価値観が違うのだと捉えてみてください。

夫が浮気に罪悪感を持っていない一方で、あなたは夫が自分だけを見てくれることを望んでいるわけです。浮気に対する価値観が正反対なので、ぶつかりあってしまうのです。男は浮気する生き物だという価値観を持っている女性なら、夫の浮気もある程度すんなりやり過ごせるかもしれません。

でも、あなたはそのような価値観を持っていないのですから、気にしないように努めるのには無理があります。どうしても価値観が折り合わなければ、別の道を歩むことも考えたほうがよいのかもしれません。

本気で離婚する覚悟が必要

夫に誠実さを求めるあなたは何も間違っていませんが、二人の意識にギャップがあるのは事実です。異なる価値観を持っている二人がうまくやっていくにはこのギャップを埋めなければなりません。あなたが変わるか、夫を変えるかです。浮気性の夫を変えるのは容易なことではありませんが、決して不可能ではありません。なんといっても夫にとって浮気は遊びに過ぎません。遊びのために家庭を失うつもりはさらさらないのです。

「次に浮気したら離婚だからね」というセリフは安易に口に出してはいけません。このセリフを使うときには、あなたのほうも本気で離婚を覚悟する必要があります。あなたのほうに覚悟がなければ、単なる脅しと夫に見透かされてしまい何の効果も期待できません。離婚届に判を押させる、財産分与などをあらかじめ決めておくなど、「次に浮気したら本当に離婚されてしまう」という危機感を夫の頭に深く刻みつけることが重要です。日頃から夫婦・親子の絆を強く保ち、手放したくない家庭をつくることも忘れないでくださいね。

夫婦には価値観をすりあわせていく作業が欠かせない

家族夫が浮気を繰り返すのは、そもそも浮気を悪いことと思っていないからと考えられます。異なる価値観を持つ夫婦がうまくやっていくためには、お互いの価値観をすりあわせていく必要があります。夫の振る舞いを改めさせるには、浮気したら離婚するという危機意識を夫に植え付けることが有効です。同時に、「夫が手放したくない家庭」を維持する日頃の努力も大切です。