早く目を覚まして!

夫が浮気をしています。離婚するつもりはないそうですが、かといって浮気相手とも別れてくれません。離婚を考えつつも、できれば夫に目を覚まして戻ってきてもらいたいものですね。浮気していた夫が目を覚まし、浮気しないようになることはあるのでしょうか。

浮気しているときは薬物中毒と同じ

恋は盲目という言葉がありますね。誰かを好きになっているときは周りのことは何も目に入らなくなってしまいます。不倫しているときもまったく同じです。浮気相手に夢中になるあまり、妻や子供たち、社会的な評判などは頭からすっかり吹き飛んでしまいます。夫の中に「不倫はいけないことだから早くやめなければ」という理性が少しは残っていたとしても、不倫の快感はあまりにも強烈です。いけないと思いつつも病みつきになり、どんどん深みにはまっていくのはまさに薬物中毒と同じ状態といえるでしょう。

強い快楽をもたらしてくれるものから人を引き離すのは大変なことです。夫の目を覚まさせるためには、夫は中毒患者のようなものだと考え、粘り強く取り組む覚悟が必要です。

浮気夫が目を覚ますことはあるの?

浮気中毒の夫が目を覚ますのは非常に難しいことですが、可能性は決してゼロではありません。浮気している夫が正気に戻る際には二つのパターンがあります。以下、順に見ていきましょう。

外部的な理由によって目を覚ますパターン

不倫がバレて会社をクビになった、W不倫で相手の夫から慰謝料請求された、相手女性からフラれたなど、自分を取り巻く状況にマイナスの変化が生じたときに初めて、自分のしていることに気づくことがあります。ハンマーで頭を殴られたときのように、外から加えられた衝撃によって目が覚めるケースと言い換えてよいでしょう。

外部的な理由によって不倫が終わってくれれば、あなたにしてみれば願ったり叶ったりかもしれません。ただ、夫は自発的に反省したわけではないので、状況が変われば浮気癖が再発しやすい点に注意してください。今の浮気相手にフラれてもまた次の相手を見つけるかもしれませんし、クビになっても再就職先の職場でまた浮気するかもしれません。あくまで棚ボタのようなものであって、根本的な解決にはなりにくいといえるでしょう。

夫が自発的に目を覚ますパターン

なんらかのきっかけによって夫が自身の過ちを自覚し、改心するパターンです。自発的改心は、良心の呵責によって反省するケースと損得勘定によって冷静になるケースとがあります。

  • 良心の呵責によって反省するケース

良心の呵責ケースは言うまでもなく、ある日ふと、「家族をないがしろにして、自分は何をやっているんだろう」と我にかえることです。夫が自分から反省してくれればそれに越したことはありませんね。ただし、良心の呵責による改心ができるかどうかは夫の資質次第です。ふだん真面目な夫なのに魔が差したという場合には自発的な反省もありえますが、もともと女にだらしない性格の場合には可能性は低いでしょう。

  • 損得勘定によって目が覚めるケース

損得勘定による改心とは、不倫や離婚によって夫自身が実際にどれだけの不利益を被るかを知ることで、自然と浮気への熱が冷めることです。浮気で浮かれている夫が自分から損得勘定することはありませんから、冷静に事実を突きつけることこそ妻であるあなたの役目です。不倫でのぼせ上がっている夫に目を覚まさせるには、現実という名の冷水を頭から浴びせることが有効なのです。良心の呵責と異なり、夫の資質を問わないので最も現実的な解決法と言えるでしょう。

不倫が会社にバレたら社内での評価に関わること、周囲から白い目で見られること、離婚して浮気相手と夫の双方に慰謝料請求するつもりであること、夫の親族にも離婚理由を伝えること、W不倫の場合は相手の夫もまじえた話し合いをするつもりであること、共有財産はどう分けるかということ、養育費は毎月いくら払わなければならないこと等々、なるべく具体的に夫に伝えましょう。感情的にならず、どこまでも淡々と述べるのが効果的です。もちろん浮気の証拠は事前に確保しておいてください。

あなたが追いかけるほど夫は逃げていく

最も注意しなければならないのは、あなたが夫を取り戻そうと躍起になるほど夫は離れていくということです。「夫は私より浮気相手を選ぶのではないだろうか」と不安におびえる状態では、何を言っても説得力はありません。「こんな夫、浮気相手にくれてやるわ」と腹をくくることができて初めて、夫に対して毅然とした態度を示せるようになるのです。

現実を思い知らせることで目を覚まさせよう

不倫している夫は麻薬中毒のようなものであり、目を覚まさせるのはとても大変なことだと覚悟してください。夫が目を覚ますパターンには、外部的な理由によるケースと自発的に改心するケースがあります。最も現実的な解決法は、不倫や離婚によって夫が被る不利益を理解させることだといえるでしょう。