離婚する際に知っておくべき事柄って?

夫の浮気が原因で離婚することになったとき、まず何をすればいいのでしょうか。ただ離婚するだけでなく、夫には浮気の責任をしっかりとらせ、慰謝料も払ってもらいたいですよね。離婚を有利に進めるために知っておきたいあれこれを見ていきましょう。

相談機関を利用しよう

相談室離婚の原因をつくった夫の責任を追及し、もらうべきものはもらって有利な形で離婚するには法的な知識が不可欠です。知識を武器に夫と渡り合い、納得のいく形の離婚を目指しましょうね。

離婚する際にはわからないことだらけで不安なもの。友達からアドバイスをもらうのもよいですが、友達が正確な知識を持っているとは限りませんし、友人同士では言いにくいこともあるでしょう。まずは公的な機関で、不安に感じていることや疑問点を相談することをおすすめします。各地域には以下のような相談機関が設けられており、離婚や別居に関して相談することができます。

婦人相談所、女性センター

婦人相談所は各都道府県に最低一か所は設置することが義務づけられています。DVやモラルハラスメントを受けている女性は相談や一時保護を受けることができます。

女性センターは各都道府県や各市町村が自主的に設置している施設で、「男女共同参画センター」「男女平等推進センター」など名称は様々です。DVやモラハラの相談のほか、母子家庭に関することや各種手当てなど、女性に関するあらゆる事柄を相談することができます

児童相談所、児童相談センター

児童相談所では、18歳未満の子供に関する事柄を相談できます。児童相談センターは児童相談所のうちの一つで、同じ都道府県内にある他の児童相談所を支援する役割を担います。

弁護士会

弁護士会は全国の47都道府県の県庁所在地と函館・旭川・釧路の各地方裁判所に対応して設置されています。例外的に東京には、東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会の3つの弁護士会があります。

家庭裁判所

家庭に関する事件の審判や調停などを担当する裁判所で、本庁のほか各都道府県には支部や出張所が設けられています。

相談前に経緯をまとめておこう

まとめ離婚問題を扱っている弁護士事務所の中には、初回無料の法律相談サービスをおこなっているところもあります。無料法律相談は基本的に30分間と時間が限られています。説明だけで時間があっという間に過ぎてしまいますので、あらかじめ自分で経緯や質問したいことなどをまとめておくことをおすすめします。

その他、法律ポータルサイトを介して弁護士に質問することもできますが、早く確実に回答があることが確約されているわけではないので注意が必要です。日本司法支援センター「法テラス」に問い合わせれば、各相談窓口の中から適切なところを紹介してもらえます。

離婚するときは、浮気の証拠が必要?

証拠確保浮気の証拠はまったくないという場合は、その点も含めて法律相談してください。また、自分が浮気の決定的な証拠を握っていると思っていても、実際にはそうでないことがあります。たとえばキス写真やいちゃいちゃメールは、一般的な感覚では浮気の確かな証拠と思えますが、肉体関係の存在までは証明できません。法律の場でいうところの不貞行為とは、配偶者以外の者と自分の意思で肉体関係を持つことを指します。単に仲が良いだけでは不貞行為に該当しないので注意が必要です。自分のもっている証拠の効力について、法律相談などであらかじめ確認しておくとよいでしょう。

裁判の場で効果を発揮する証拠とは、夫と浮気相手の肉体関係を客観的に証明できるものです。ラブホテルへの出入り写真や性行為中の画像・動画には高い証拠能力が認められます。

証拠がないと浮気を証明できない

夫が浮気を認め慰謝料の支払いに応じているのなら問題はありませんが、夫が否定した場合には浮気の有無を巡って争うことになります。証拠がないと最悪の場合、あなたの妄想や憶測だと受け止められてしまう恐れがあります。そうなると、納得できる額の慰謝料を獲得できません。決定的な証拠は無理でも、夫のメールや通話履歴、レシート類、クレジットカードの利用明細などを探してみれば、浮気の痕跡は発見できるはず。夫の行動記録などと合わせることで、浮気があったことを証明できる可能性があります。証拠集めはあなたにとって辛い作業でしょうが、すべてはあなた自身の幸せのためです。ぜひがんばってみてくださいね。

相談すれば不安が和らぐ

リラックス離婚や別居について相談できる機関としては、各地の婦人相談所、女性センター、児童相談所、児童相談センター、弁護士会の法律相談、家庭裁判所などがあります。離婚問題を扱う弁護士の初回無料法律相談も利用できます。

いずれの場合にも、相談に先立って離婚に至った経緯や疑問点などを自分でまとめておくことをおすすめします。