気持ちで決める? 経済事情で決める?

浮気をやめない夫に愛想を尽かし、離婚を決意。でも離婚を切り出すベストなタイミングがなかなかつかめません。気持ちのうえでは今すぐにでも!であっても、離婚後の経済事情を考えると「もう少し待ったほうがいいかな」という気もします。最も有利になるタイミングはいつなのか、ケースごとにみていきましょう。

やっぱり子供が成人してから?

子ども子供がいる場合は、たとえ仮面夫婦であっても子供が成人するまで離婚は待ったほうがいいのか、いっそのことまだ物心がつかないうちに離婚してしまったほうが傷は浅くて済むのか、非常に悩みますね。

 

お父さんがいる家庭で育ててあげたいという気持ちも理解できますが、子供は親が思っている以上に敏感です。ある程度の年齢になれば、お母さんはお父さんと一緒にいるときは笑わない、と気づいてしまうでしょう。子供に良かれと思って離婚を思いとどまったとしても、かえって子供を傷つけてしまうことになるかもしれません

 

子供が何よりも求めるものはお母さんの心からの笑顔です。形だけの家族を演じるよりも、あなた一人で二人分の愛情をかけて育てたほうが子供は幸せなのではないでしょうか。

 

「子供に迷惑をかけたくない」という後ろ向きの発想はやめましょう。あなたがすべきことは子供が安心して幸せに暮らせる環境をつくることです。そのためには経済的な基盤が不可欠ですね。逆に言えば、自分が働いて得る給料や月々の養育費等を確保でき収入面を安定させられれば、子供が成人するまで無理に待つ必要はないということになります。

 

専業主婦なら仕事を確保してから!

仕事探し専業主婦の泣き所は生活力が弱いところ。離婚のタイミングはお金を軸に考える必要があります。

 

まず、離婚する際には何種類かのお金を得られる可能性があることを知っておきましょう。

 

  • 財産分与(結婚後に夫婦で築いた資産の2分の1をもらえる)
  • 慰謝料
  • 養育費
  • 年金分割 など

 

また、母子家庭にはさまざまな公的支援制度があります。ですが、もらえるお金のみをあてにして生活設計をすることは危険です。離婚後に安定的な収入を得ていくためには、やはり仕事が不可欠と言えます。

 

専業主婦の場合は、離婚する前にまず仕事を確保する必要があります。最初はパートでもよいので、まずは仕事を探しましょう。経済的な準備ができ、ひとりでやっていく目途が立ってから離婚を切り出すのがベストです。

 

子なし&再婚を考えている場合

子なし子供がいない場合は、離婚のタイミングをある程度自由に調整することができます。すぐに再婚したいという場合には、さっさと離婚してもよいかという気になるかもしれません。ただし、夫は自分の浮気の責任を追及されないよう、性格の不一致などを理由とした離婚を提案してくる可能性があります。そこで夫の提案に乗ってしまうのは得策ではありません。

 

浮気は人間として許されない行為であるだけでなく、法律上は不法行為とされます。夫と浮気相手の共同不法行為によって受けた精神的苦痛に対し、あなたは慰謝料を請求する権利があります。もちろん請求する・しないはあなた次第です。夫の浮気を我慢してしまえばそれまでですが、受けた苦痛に対しお金で補償が受けられる可能性があるなら、みすみすその権利を放棄してしまうのはもったいないですね。離婚の原因が夫の浮気であることをきちんと主張し、慰謝料請求することをおすすめします。

 

離婚を切り出す前に浮気の証拠をつかめ!

捜査すべてのケースにおいて共通するのは、浮気の証拠をつかんでから離婚を切り出すべしということです。離婚を有利に進めるためには、夫が浮気者で加害者・あなたは被害者という図式を示す必要があります。そのためには、浮気のはっきりとした証拠が不可欠なのです。

 

いったん離婚話を出してしまうと、夫は警戒し慎重にふるまうようになります。そうなると証拠を集めにくくなり、結果的にあなたが損をすることになってしまいます。あせらず冷静に、夫をたっぷり泳がせて十分な証拠を確保してから勝負に出ましょう

 

ベストタイミングをはかって反撃開始!

タイミング子供が成人になるまで無理をして待つよりも、養育費を確保する手立てを講じて離婚したほうが前向きといえるでしょう。専業主婦の場合は離婚後の生活安定を重視し、仕事を確保してから離婚を切り出すようにしてください。子供がおらず再婚を考えている場合は、時期を焦らず、夫の浮気が原因で離婚することを主張し慰謝料を請求しましょう。

 

いずれの場合も、離婚を有利に運ぶためには浮気の証拠を集めてから離婚を切り出すのが鉄則です。