キャバ嬢に本気で惚れているの?

夫がキャバ嬢と熱心にLINEのやりとりをしています。どうやら夫はキャバ嬢にぞっこんな様子。キャバ嬢にとってはこれも仕事のうちなのかもしれませんが、あまりに親密なやり取りを見ていると心配になってしまいますよね。こんなとき、妻としてはどうすればよいのでしょうか。

キャバ嬢にとっては単なる営業

キャバ嬢の仕事は、お客さんにお店に来てもらい、お金を使ってもらうことです。キャバクラは指名制なので、贔屓にしてくれる客が多いほど収入が増えます。客に連絡先を聞くのは、店に顔を出さない客に対し来店を促すため。あくまで店に来させるのが目的であって、キャバ嬢にとっては営業活動の一環に過ぎません。ただし、あからさまに営業臭を出してしまうと興ざめですから、キャバ嬢は「○○さんが好き。来てくれなくて寂しい。私のこと嫌いになった?」と恋愛関係を演出します。好きと思わせて客を店に来させるのがキャバ嬢の腕の見せ所なのです。

キャバ嬢に本気になってしまったら?

キャバクラは客がキャバ嬢との疑似恋愛を楽しむ場です。客はお金の絡んだ恋愛ごっこだとわかった上で楽しみ、キャバ嬢はなるべくお金の匂いをさせず恋愛ムードを盛り上げる。キャバ嬢にとっては、LINEのやり取りも甘い言葉もすべてが営業活動です。客もそれをわかった上で遊ばなければならないのですが、困ったことに夫はつい相手にハマってしまったのでしょう。しかしキャバ嬢にとって夫はあくまで客の一人というだけの存在。夫が一方的に舞い上がっているにすぎません。

夫が理性を保っていれば、「妻が嫌がるから」と連絡先交換を断ることもできたはず。夫にはプロの女性につけ込まれる隙があったわけです。残念ながら、今の夫はキャバ嬢に夢中になっている状態です。夫には、「あわよくば…」という下心があるかもしれませんが、キャバ嬢にしてみればいちいち客と関係を持つわけにもいきません。いわゆる枕営業は効率が悪い上にお店にもバレやすいため、一人前のキャバ嬢ならまずやりません。営業のためにいちゃいちゃしたやり取りはしても、一線を越えることはないと考えてよいでしょう。ただし、やり取りに加え夫の帰りが遅くなったり土日に一人で外出し始めたりなどの変化が出てきたら、キャバ嬢と店の外で会う関係になっている可能性があります。スマホチェックだけでなく夫の行動にも十分目を光らせていてください。

やりとりだけでは不貞行為にならない

夫が夜の女性と親しげなやり取りをしていたら、妻であるあなたは浮気だと感じることでしょう。しかし、一般的な意味での「浮気」と法律上での「浮気」は意味合いが異なるので注意が必要です。

法律の上で浮気は「不貞行為」といい、「配偶者のある者が自由な意思に基づいて配偶者以外の者と性的関係を持つこと」を指します。性的関係とは、セックスもしくはそれに準ずる行為と考えてください。夫がキャバクラに通ったり、キャバ嬢と一緒に食事をしたり、LINEのやり取りをしたりしていても、それは性的関係ではありませんね。つまり夫がキャバ嬢と連絡をとりあっていても、あなたの気持ちの上ではともかく、法律の上では浮気(不貞行為)とはならないのです。

ただ、何をもって浮気とするかの尺度は人それぞれです。キャバ嬢とのやり取りが法律の上では浮気(不貞行為)にはならなくても、あなたが浮気だと感じるならやはり浮気なのです。あなたは妻なのだから、自分の気持ちを尊重してくれるよう夫に話してみましょう。

夫はキャバ嬢本人に夢中になっているというより、住む世界の違う女性とのやり取りそのものを楽しんでいるだけと考えられます。放っておけばいずれ熱は冷めるはずですが、あなたがキャバ嬢と夫の付き合いをどうしても許せないのであれば、夫と話し合って相手の連絡先を消去してもらいましょう。

夫へ相手との連絡をやめてもらいたい時の伝え方

「たとえプロの女性であっても、ほかの女性とプライベートなやり取りはしてほしくない」と伝えてください。ただし、嫌悪感を示したり怒ったりするのは厳禁。「ヤキモチを焼いてしまうから」とかわいらしく訴えるのがポイントです。また、夫はドキドキ感やときめきを求めキャバ嬢とやり取りをしていたわけですから、夫のそうした欲求をあなた自身が満たしてあげる努力も必要ですよ。

肉体関係があれば慰謝料請求は可能

キャバ嬢にとってはできるだけ多くの客をさばくことが重要なので、一人の客、しかもお小遣い額の限られている一介のサラリーマン客に対して本気になることは通常ありません。ただし、キャバ嬢も人間ですから、損得勘定抜きで客を好きになってしまい、関係を持ってしまうこともありえます。もしキャバ嬢が既婚者と知った上で夫と肉体関係を持ったのであれば、あなたは夫とキャバ嬢に対し慰謝料を請求することができます。

やり取りだけでは浮気にはならない

第一にあなたに念頭に置いてもらいたいのは、客とLINEなどでやり取りをするのはキャバ嬢にとって営業活動の一環だということです。すべての客と枕営業をするわけではないので、やり取りしているだけではそれほど心配する必要はないでしょう。ただし、夫の行動に変化がないか十分注意していてください。

キャバ嬢との浮気だけでは法律上の不貞行為とはなりませんが、肉体関係を持っているのであれば夫とキャバ嬢の両者に対して慰謝料請求が可能です。慰謝料請求を考えている場合には浮気の証拠を押さえることが浮気を解決する第一歩になります。