浮気は不治の病って本当?

ひどい浮気グセのある夫。浮気されるのが辛いと何度も伝えているのですが、やめさせることができません。浮気を繰り返す原因は何なのでしょう? 浮気グセはセックス依存症のような精神的な疾患であって治ることはないのでしょうか。

夫は浮気していることを絶対に認めず、女性と会うこともやめません。浮気をされても一緒にやっていきたいと思っている場合、どのように夫と向き合えばよいのでしょうか。

浮気グセは治らないと覚悟しよう

浮気性は病気だから治らないとよく言われます。しかしそうはいっても、病気だから仕方ない、我慢しようとはなかなか思えませんよね。浮気性は病気というのは半分正しく、半分間違っていると考えたほうがよいでしょう。家庭を壊す浮気などもうやめたいと夫本人が思っているのに、理性で制御できず浮気へ走ってしまうようであれば、これはアルコール依存症やギャンブル依存症と同様の症状だと考えられるでしょう。やめたいのにやめられないというのが依存症の本質です。近年、こうした依存症は単なる性格や意思の問題ではなく、精神疾患であるという認識が広がりつつあります。一方、深みにはまらないよう適度に制御しつつ火遊びを楽しんでいるなら、依存症というより単なる女好きと言えそうです。

浮気依存症の背後にはセックス依存や恋愛依存が隠れている可能性があります。常に恋愛していたい、ドキドキしていたい、セックスに新鮮な刺激を感じたいという衝動が夫を浮気へ走らせているのです。浮気をやめるようにあなたが頼んでも、夫にとっては浮気の快感>妻の涙です。あなたがどれほど苦しんでいても、夫にはあなたの痛みはわからないことをまず認識する必要があります。また、理性による歯止めが効かないことこそ、依存症が依存症たるゆえんです。浮気依存体質の夫に対し、言葉による説得は効き目がないでしょう。

浮気をやめたい!と夫に思わせるには?

アルコール依存症やギャンブル依存症の場合は本人の精神的・身体的健康や経済状態に多大な悪影響を及ぼします。依存症によるダメージが目に見えて明らかなため、本人も依存症を自覚しやすいといえます。一方、浮気依存の場合は、夫本人への明確なダメージがない点が厄介なところです。浮気依存で苦しむのは常に、本人ではなく妻であるあなたなのです。

依存症の克服には、治したい!という本人の意志が何よりも大事です。ギャンブルやアルコール依存症の場合には、病気になったり破産したりして否応なく治療に向き合わなければならない局面が必ずありますが、浮気依存の場合には本人が克服を決意するきっかけが生じにくいのが大きな問題です。

浮気性の夫に浮気をやめようと思わせるには、よほど強い動機付けが必要です。最も有効なのは、浮気をしたらその代償として大切なものを失うということを夫に理解させることです。夫が浮気をして家に帰ってきたら、誰もいない真っ暗な部屋の中にあなたの置き手紙があったとしましょう。夫はついにあなたが自分を見捨てたことを悟り、愕然とするでしょう。食事の支度や掃除、洗濯など身の回りの世話をしてくれ、話を聞いてくれる人がいなくなったとき、夫は初めてあなたの存在の大きさに気づくかもしれません。

浮気されても一緒にいたい

夫に対する愛情がまだ残っているときは、家を出るというのは辛い決断かもしれません。しかし、浮気をやめようとしない夫に対し何もアクションを起こさなければ、それはあなたが浮気を受け入れてしまっていることになります。夫に自らの行動を反省させる上で効き目があるのは、言葉よりも行動です。

浮気には、他の女性を真剣に好きになってしまうという「本気の浮気」と、ただ刺激的な関係を楽しみたいだけの「遊びの浮気」があり、本気の浮気は離婚に発展する可能性が濃厚です。しかし遊びの浮気であれば、夫は家庭を壊すつもりはないと考えてよいでしょう。ここが唯一の救いといえるところです。家出したあなたに帰ってきてほしいと夫が連絡してきたら、そこが勝負の時です。家に戻る条件として、スマホにロックをかけない、帰りが遅くなるときは必ず連絡するなど、浮気防止のルールを設け、守ることを約束させましょう

好きな相手に対しては、相手が何をしようとも受け入れたいと思ってしまうものです。惚れた弱みというものですが、浮気を許し続けていると夫はどんどん増長していきます。あなたが毅然とした態度をとれるかが事の成否を左右するといってよいでしょう。「あなたのことは好きだけど、裏切られるのは許せない」とハッキリ主張することが大切です。

浮気の代償の大きさをわからせよう

浮気性の背景として、恋愛依存やセックス依存などの依存症が隠れていることがあります。浮気性の場合、夫本人への明確なダメージはないため、浮気をやめる動機付けが難しいというのが現実です。言葉による説得よりも、別居などの行動によって夫に「失うものの大きさ」を気づかせる戦略をぜひ検討してみてください。