浮気したくせに離婚に応じない、身勝手夫につける薬は?

いちど浮気した夫と再構築をはかるも再び浮気されてしまった場合、精神的ダメージはとりわけ深いですね。しかも夫が離婚に応じないとなると状況は八方ふさがりのように思えます。そもそも、浮気したのに離婚には応じない夫はいったい何を考えているのでしょうか。身勝手な夫と離婚するための道程を見ていきましょう。

勝手すぎる!浮気したくせに離婚に応じない夫の心理とは?

夫自分が浮気したくせに、いざ離婚を切り出されると絶対に応じようとしない夫の心理は妻にとって謎そのものです。妻としては、「家庭をかえりみないほど浮気相手のことが好きなら、なぜ私と離婚しようとしないの?」と思うでしょう。まずはこんな身勝手きわまりない夫の心理を分析してみましょう。

夫が離婚に応じないのは、次のような理由があるからと考えられます。

  • 財産分与や慰謝料、養育費の支払いなど金銭的な事情
  • あくまで浮気は遊びと考えており、家庭を手放すつもりはまったくない
  • 浮気と家庭のおいしいところだけ味わいたい
  • 世間体や会社での体面を気にしている など

夫が離婚に応じないのはあなたへの愛情からではなく、自分にとって今が最も都合の良い状態だからではないでしょうか。そもそもあなたに愛情があるのであれば、裏切って浮気したりしませんね。家庭という安定した基盤を維持しつつ火遊びを楽しみたいがために、離婚に応じないのです。

また、「以前に再構築を了承してもらったから二度目、三度目もきっと何とかなる」などと甘いことを考えているのかもしれません。あなたからすればとんでもない話ですね。こんな身勝手きわまりない夫ときっぱり別れるにはどうすればよいのでしょうか。

夫が応じなくても離婚は可能!

離婚夫があくまで離婚に応じないのであれば、離婚裁判に発展する可能性があります。民法770条では離婚の原因として「配偶者に不貞な行為があったとき」(1号)を挙げています。つまり夫が離婚を拒んでも、浮気されたあなたは離婚の訴えを提起できるのです。

浮気の証拠をきっちりおさえよう

離婚裁判となった場合には、離婚したくない夫は浮気の事実を頑として否定すると考えられます。そうなった場合には、浮気を客観的に証明できる証拠が非常に重要になります。たとえば以下のようなものは裁判の場で浮気の証拠と認められるでしょう。

  • 顔の映っている、夫と浮気相手の性行為中の写真や動画
  • 夫が浮気相手を複数回自宅へ出入りさせ、長時間滞在していることを証明できる写真や動画
  • 夫が浮気相手の自宅へ複数回出入りし、長時間滞在していることを証明できる写真や動画
  • 夫と浮気相手がラブホテルへ複数回出入りし、長時間滞在していることを証明できる写真や動画

過去に浮気されたこと、夫婦関係の再構築中に再び浮気をされ夫婦関係が完全に破綻してしまったことをあなたが証明できれば、離婚と慰謝料を認められるでしょう。逆に証拠が十分でないと、単なる憶測と認定されてしまい、請求が棄却されてしまうおそれがあります

上記のものは証明力の強い証拠といえますが、素人が集めるのは事実上難しいでしょう。以下のような自力で集められるような小さな証拠であっても、できるだけ多く積み重ねていけば、浮気を立証することは不可能ではありません。

  • 浮気相手へのプレゼント購入にあてたクレジットカードの利用明細書
  • 浮気相手と宿泊したホテルの領収書
  • 浮気を認める夫自身の謝罪文や手紙 など

夫が離婚に応じないときの対処法

裁判離婚自己中心的で身勝手な夫は、最後まで浮気を認めない可能性も十分考えられます。しかし、裁判の場で浮気の事実と夫婦関係の破綻が認定されれば離婚請求を認めるという判決が下されます。夫が浮気を認めないと離婚できないというわけではありません。

離婚して新しい人生を切り開くには、あなたのほうが主導権を握る必要があります。離婚を決めたら、どこまでも賢く冷静に立ち回りましょう。

証拠を積み重ねて離婚を勝ち取ろう

証拠浮気した夫が離婚に応じないのは、家庭を持ちつつ浮気している状態が夫にとって最も都合がよいからだと考えたほうがよいでしょう。

浮気は民法770条に定める離婚事由のひとつであり、夫が離婚に応じない場合、最終的にあなたは裁判所に離婚の訴えを提起できます。離婚裁判の際には、浮気の事実を客観的に証明もしくは推認できる証拠が重要となります。