夫に長年の愛人がいた!

夫に愛人がいることが発覚しました。付き合いは何年にもわたるようで、ただの遊びとは思えません。今まで子供や家族を大事にしてくれていた夫でも、浮気を知ってからはすべてうわべだけだったのかと感じてしまいますよね。夫と愛人を別れさせることはできるのでしょうか。

愛人は夫の経済力が目当て

単なるセフレではなく長年にわたる関係なのであれば、夫と愛人の間には心の絆といってもよいものがあるのは確かです。正統性は妻であるあなたにあるのは間違いありませんが、人の心は必ずしも論理で説得できるものではありません。愛人と別れるように正面から頼んでみても、夫にしてみれば「ちゃんと働いて家族を養うという責任は果たしているのだから、あとは好きにさせてくれ」というのが本音でしょう。

それでは愛人のほうから攻めるのはどうでしょうか。セフレや普通の浮気相手であれば、既婚男性との先の見えない付き合いに疲れ、女性のほうから離れていく可能性もあります。しかし愛人の場合は、生活そのものを夫に依存している状態です。金の切れ目が縁の切れ目となるでしょうが、夫から引き出せるものがある限り、相手女性のほうから愛人関係を清算しようとする可能性は低いと考えられます。そもそも、相手が既婚者と知りながらあえて近づく女性は相当に図太い神経の持ち主だと考えて間違いありません。

もちろん、相手女性に不倫の慰謝料を請求することは可能です。しかし結局は夫が肩代わりして支払ってしまう可能性が高く、根本的な解決にはならないおそれがあります。加えて、あなたが愛人女性を攻撃の矛先にしたことで、夫のあなたへの愛情がいっそう薄れることもあるでしょう。

愛人には妻にないものを求める

相性の良い愛人とは何年も関係が続くこともめずらしくありません。同じく浮気相手であっても、セフレは体だけの関係と割りきれるのに対し、愛人にはより深い気持ちを抱いているといってよいでしょう。あなたにとっては酷なことですが、夫は愛人女性のことが純粋に好きなのです。好きな相手と無理やり別れさせるのはとても難しいことですよね。もしあなたが強硬な姿勢に出たら、夫は相手を選んで家庭を捨てることも十分考えられます

そもそも夫が愛人を作るのは、妻からは得られない何かを求めてのことです。「何か」によっては、あなたがどれだけ努力しても夫に与えられないこともあります。必ずしもあなたに落ち度があるわけではないのです。夫が愛人を作ったことに対し、自分を責めないようにしてくださいね。

離婚の不安点を書き出してみよう

夫を取り戻せる可能性は低いというのが現実だと踏まえ、今後のことを考えていかなければなりません。愛人を囲うほどの夫ですから、稼ぎはよいはずです。「妻として経済的には何不自由ない生活をさせてもらい、子供たちにとっても良き父親であるなら、愛人くらい我慢すべきなのではないか?」という考えが頭をよぎることもあるでしょう。あなたが夫をATMと割り切れるなら、見て見ぬふりをするという選択肢もありえます。でも、「離婚して苦労するより、今の生活のほうがマシ」と無理やり自分を納得させようとしてはいけません。我慢の上に成り立つ関係はいつか破綻するということは念頭に置いておいてくださいね。

妻をないがしろにして愛人に目を向けるような夫に見切りをつけられないのは、経済的な問題や子供のことがネックになっているからでしょう。夫にすがりたい気持ちがある限り前向きな思考はできません。まずは、離婚によって得られるメリットとデメリットを思いつく限り書き出してみてください。そして折に触れ、書き出したリストを読み返してみましょう。時間が経つにつれ、デメリットの部分が思っていたほど深刻ではないように思えてくるかもしれません。ストレスフルな毎日でしょうが、愛人問題のことはできるだけ考えないようにしてください。自分磨きや仕事をがんばり、自分に自信をつけていきましょう。あなたの中でメリットの比重が高くなっていき、ついにメリット>デメリットとなったときには、夫に見切りをつけられる心境になっているでしょう

強制的に別れさせるのは難しい

愛人女性に対しては、夫の中に「好き」という純粋な気持ちがあります。相手女性に慰謝料請求することは可能ですが、夫が肩代わりする可能性が高いため根本的な解決にはならないでしょう。夫と愛人を無理に別れさせるのは難しいということを頭に入れた上で現実的な対応を考えていく必要があります。まずは、離婚によって得られるメリット・デメリットを明文化することで状況を整理してみることをおすすめします。