夫を調査させることに罪悪感が…

夫に浮気疑惑が生じたとき、プロの探偵に依頼して白黒はっきりさせたい気持ちが湧いてきますね。ただ、真実を暴いてほしいと思う反面、何も知らない夫を探偵に尾行させるのかと思うと、なんだか悪いことをしているような気も。そもそも、尾行したり張り込みをしたりという浮気調査は法的にOKなのでしょうか。

探偵まで雇うのは、やりすぎ?

調査業者を雇うと、1日に少なくとも数万円の料金が発生します。依頼日数は平均7日程度とされており、数十万単位のお金がかかることになります。これほど高額のお金を使うことにためらいを感じるかもしれませんが、お金をかけてでも浮気調査をする価値があるケースもあります。以下のような場合では、決してやりすぎということはありません。

浮気相手の特定

夫がよその女性と浮気していても、相手がどこの誰だかわからなければ、内容証明郵便を送ったり慰謝料請求したりすることができません。相手があなたの知らない女性である場合には、まず相手の身元を突き止める必要があります。探偵は身元調査のノウハウを持っているため、相手の勤務先や氏名を調べ上げることが可能です。

離婚の切り札として

浮気をやめるつもりはないけれど離婚する気もないというのが夫のスタンスである場合には、離婚話はなかなか進まず膠着状態に陥るおそれがあります。離婚や慰謝料請求から逃れるために、夫は頑として浮気を否定するでしょう。協議離婚が成立しなかったら、調停・裁判へ進むことになります。調停の場では証拠は必須ではありませんが、調停委員の支持を受けるにはちゃんとした証拠があったほうがいいのは言うまでもありません。また、裁判となった場合、浮気の事実を認定してもらうには証拠が不可欠です。

通常の調査活動は法的には問題ない

探偵がおこなう調査活動には、ターゲットを尾行したり勝手に写真を撮ったりという行為が含まれますが、こうした活動が法に触れることはありません。「探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)」第2条には、「この法律において「探偵業法」とは、他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいう。」と定められています。つまり、尾行や張り込み等による調査活動は法律によって認められているのです。探偵への依頼は完全に合法的なものですから、安心して依頼してくださいね。

プライバシーの侵害にはならないの?

とはいえ、勝手に写真を撮られた夫は「プライバシーの侵害だ!」と反撃してくるかもしれません。しかし心配は無用です。プライバシーの侵害とは、「私生活に関する事実をみだりに公開されない権利」のこと。調査によって得られた情報を他人にも知られるような状況にしない限り、権利侵害にはあたりません。

違法な依頼は絶対にNG

通常の調査活動は合法なのですが、「相手女性の職場に怪文書を撒いてほしい」「相手女性の自宅に侵入して盗聴器を仕掛けてほしい」などの法に触れる行為は絶対に依頼してはいけません。まともな業者であればこのような違法性のある依頼は断りますが、悪徳業者は依頼を受けた上でゆすりのネタにすることもあります。あなた自身に思わぬしっぺ返しがこないよう、賢く冷静に行動してくださいね。

あなたが罪悪感を抱く必要はない

法的には問題ないとわかっても、無防備でいる夫を隠し撮りしたり尾行させたりするのは後ろめたいと感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、夫の浮気疑惑に傷つき悩んで調査を決意したあなたと裏切り行為を働いた夫、本当に苦しんだのはどちらでしょうか。夫があなたに誠実でいてくれさえすれば、探偵など雇う必要はなかったことを思い出してください。

離婚はせず夫と関係修復する場合でも、真実を知ることで初めてスタートラインに立つことができるのです。探偵による客観的な証拠を見ることで、現実に目を向けることができるようになることもあります。夫があなたを裏切った以上、あなたは自分を守るために行動しなければなりません。夫の不実にどれだけ耐えても幸福な未来は見えてきません。辛い状況を打開するために、まず一歩を踏み出してみませんか?

 

心配無用!浮気調査は合法

尾行や張り込みなど探偵による調査活動は「探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)」第2条に規定されており、法的問題はありません。探偵が得た情報を公開しない限りプライバシーの侵害にも該当しませんが、住居侵入など違法な行為を依頼することは厳禁です。