被害者なのに加害者扱いはやめて!

「オレが浮気したのはお前のせいだ」と言う夫。浮気をされること自体がショックなのに、そのうえ責任を押しつけられてしまってはとうてい納得がいきませんよね。浮気なんて、したほうが悪いに決まっているはずなのですが、されるほうが悪いなんてことがあるのでしょうか。

浮気を正当化できる理由なんてない

浮気浮気する夫が口にする理由は様々ですが、「自分が悪いんじゃない!」という身勝手な意識は共通しています。

セックスレスだったから

セックスレスだからといって浮気が許容されるわけではありません。夫だけが外で欲求を解消してきて、それで事足れりとしてしまっては、何の解決にもなりませんよね。セックスレスは夫婦がともに真剣に向き合わなければならない問題です。

相手が好きだから仕方がない

既婚男性と独身女性の性的関係は、本人たちは純愛のつもりでも世間から見れば不倫以外の何物でもありません。相手女性は愛人と呼ばれる立場になり、不倫という不法行為に対し妻から損害賠償(慰藉料)請求をされる可能性も出てきます。本気で好きになった女性をこのような社会的に不名誉な立場におくことなどできないはずではないでしょうか。結局夫は、あなたと相手女性に二股をかけ、いいとこ取りをしたいだけなのです。

たかが浮気であって、本気じゃない

風俗遊びが発覚したときの定番のセリフですね。よその女性と性的関係を持ったことが問題なのであって、相手がプロか素人か、本気か遊びかなどは関係ありません。

女として見られなくなった、妻に魅力を感じない

毎日必死に家庭を切り盛りしている妻に対して、ずいぶんな言葉ですね。時間もお金も存分にあれば、妻だっていつも綺麗にしていられるのですけどね。こういうことを言う夫は「男として見られなくなった、夫に魅力を感じない」と妻が浮気に走っても許してくれるはずですよね。

家庭に居場所がなかった、かまってくれない

仕事に家事に育児にと忙しいのに、夫の世話までしなければならない妻は本当に大変です。「かまってくれない」なんて、まるで子供ですね。大人なら受け身に待っていないで、自分のほうからコミュニケーションを求めてきてほしいもの。

妊娠中、育児中だったから

父親になるという自覚があるのでしょうか。「妻は自分より子供に夢中になっている」とよそへフラフラ行ってしまうのではなく、「忙しい妻の手助けをしなければ!」と奮起するべきときでしょう?

浮気されるほうが悪いなんて大間違い!

妻

夫に不満を持たれてしまうような妻は浮気されても仕方ないという理屈は大間違いです。これはまさに、「痴漢されるほうが悪い」という理屈と同じです。夜中に人気のない道をミニスカートで歩いていたら、確かに痴漢に目をつけられやすくなるかもしれません。痴漢に遭うリスクを自分で上げてしまっていることになります。でも、ミニスカートで夜道を歩いていたって、痴漢する男さえいなければ本来何の問題もありませんよね。ミニスカートを履いている女性は襲ってもよい(=ミニスカートの女性は痴漢されても仕方ない)などという言い訳は通用しません。

浮気の場合も同じです。妻の頭がボサボサで毛玉だらけの服という格好では、夫が他の女性に目移りするかもしれません。だからといって、妻が身だしなみに手をかけないから浮気してよい(=身だしなみに手をかけない妻は浮気されても仕方ない)なんてことにはならないのは明らかですよね。夫が妻のことを浮気をした原因にするよりもまずは夫婦で話し合いをするべきだと思います。どのような事情であろうと浮気(痴漢)をしてもいいということにはなりません。

人間は自己正当化の生き物

人間は誰でも、自分を守るための本能を持っています。浮気を追及されたときに逆ギレしたり開き直ったりするのも自己防御反応です。浮気はいけないことだと、夫は心の底ではよくわかっているのです。自分が悪いことをしているとわかっているからこそ、自分を正当化する理屈をひねり出し、「悪いことをしてしまったのは自分のせいじゃない、妻のせいだ!」と責任転換して罪悪感から逃れようとするのです。

夫がどのような理由で浮気したのかは本人にしかわかりません。一つ確かなのは、浮気の原因はあなたではなく夫の中にあるということです。ですから、「浮気されたのは私のほうにも非があったから」などと自分を責めたり卑下したりしないでくださいね。

幸せは壊れやすいからこそ、大切にしなければならない

壊れやすい夫婦とは人生を分かち合うもの。根底に信頼関係がなければ生活を共にしていくことは難しいでしょう。家族や家庭は当たり前に存在するものではなく、夫婦が愛と信頼によって一生懸命に維持していくものです。家庭とは、盤石なものに見えて実はとても繊細で壊れやすいもの。浮気によってヒビが入ったら、あっという間にガラガラと崩れ落ちてしまいます。異なる人生を送ってきた他人同士が一緒に暮らしていくためには、相手を尊重し大切にしていく気持ちが不可欠だということを忘れないでいてくださいね。

自己正当化する身勝手な夫に負けないで!

負けない

セックスレスだったから、ただの遊びだからなど、浮気を正当化する言い訳はいろいろありますが、夫に不満を持たれる妻は浮気されても仕方ないなどという身勝手な理屈は通りません。夫は浮気に罪悪感を持っているからこそ、自分を守るために責任転嫁をしようとしているのだと考えてください。浮気の理由はあなたではなく、夫の人間的な弱さにあります。夫がなんと言い訳しようと、決して自分を責めたりしないようにしてください。