浮気写真を利用して制裁を加えたい

夫の携帯電話によその女性とのツーショット写真が保存されているのを発見。これって浮気確定ですよね? キスやツーショットの写真は浮気の証拠になるのでしょうか? また、せっかく証拠写真を見つけたのだから、この写真を何かしらに利用したいところです。キスやツーショット写真を使って相手のことを調べるのは可能なのでしょうか。

キスやツーショット写真は浮気の証拠にならない

kiss一般的な感覚で言えば、夫がよその女性とツーショットやキスの写真を撮っていたら「浮気だ!」と感じますよね。しかし、いわゆる「浮気」は法律の世界での「不貞行為」と必ずしもイコールではないのです。

不貞行為とは、配偶者のある者が自由な意思に基づき配偶者以外の異性と肉体関係を持つことを指します。既婚の身でよその女性とキスしたりするのは許せない行為であるのは確かですが、キス自体は肉体関係(セックス)ではないので基本的に不貞行為とはみなされません。

キスやツーショット写真は夫と相手女性の親密な関係を推察させますが、二人が実際に肉体関係を持っているかまではわかりませんよね。ですから、キスやツーショット写真を示すだけでは不貞行為の証拠とはならないのです。

ただし、浮気の決定的な証拠とはならなくても、夫とその女性の不適切な関係を証明する一助にはなります。浮気調査する上でも相手の顔写真は重要な手がかりになりますので、必ずツーショット・キス写真を撮影し、証拠保全しておいてください。

焦りは損!まずは情報収集に励もう

sns夫とよその女性とのただならぬ写真を発見してしまったあなたは、ショックと怒りで動揺していることでしょう。ここで感情的になって拙速に動いてしまうとあなたにとって有利にならない恐れがありますから、まずは落ち着きを取り戻してください。今の段階では、夫と相手女性がどのような関係なのかはわかりません。肉体関係まで持っているのか、まだそこまで関係は深まっていないのか。そして相手女性は何者なのか。ある程度はっきりさせることができれば効果的な対処ができるようになります。

浮気相手の顔写真からわかること

写真からは相手女性の名前も連絡先も勤務先も住所もわかりませんが、顔を手がかりにいろいろ調査してみることはできます。夫は相手女性とSNSでつながっている可能性があります。フェイスブックを例に見ていきましょう。

ログインしたら夫のページを見てみましょう。フェイスブックは実名登録が基本で、プロフィールに自分の顔写真を載せている人も多くいます。夫の友達リストをチェックして、ツーショット写真の女性が載っていないか調べてみてください。該当する女性がいたら、相手のページを見てみてください。名前のほか、勤務先や居住地などもわかる可能性があります。また、夫が自分のページに職場での集合写真や行きつけのお店などで撮った写真をアップしている可能性があります。これらもチェックしてみましょう。もしツーショット写真の女性が映っていたら、夫との接点がわかります。

夫になりすましてログインしてもいい?

夫のIDやパスワードを使ってログインすると、不正アクセス禁止法に抵触するおそれがあります。必ずあなた自身のアカウントを取得し、ご自身のID・パスワードでログインするようにしてください。設定にもよりますが、あなた自身が夫と「友達」になっていれば基本的に夫の投稿を見られます。

写真をばらまくのは絶対にNG

違法SNSの調査により相手女性の名前や勤務先が判明したとしましょう。あなたとしてはすぐにでも相手のところに乗り込み、夫との関係を問いただしたくなるでしょうが、ここは理性を働かせるべきポイントです。相手の職場などで浮気の事実を暴露する行為は名誉毀損やプライバシー侵害にあたる可能性があります。また、「夫と別れないとあなたの自宅や勤務先にキス写真をばらまく」と、害を加えることを告知する行為は脅迫罪、「キス写真をばらまかれたくなかったらお金を払いなさい」と脅迫によってお金を払わせるのは恐喝罪になる可能性があります。

不貞の事実を確認することが重要

bed合法的かつ最も効果的な制裁方法はやはり慰謝料を請求することです。ただし、相手の名前や勤務先がわかったとしても、慰謝料請求のアクションはまだまだ先です。この段階ではまだ、女性と夫が肉体関係を持っているかはグレーです。二人が実際に不倫関係にあったとしても、キスやツーショットの写真を突きつけるだけでは「飲み会の席で悪ノリしてしまっただけ」などと言い抜けられるだけです。まずは二人が肉体関係のある仲なのか確認する必要があります。

夫の行動に注意し、不自然に帰りが遅くなる曜日がないかなど行動パターンを割り出しましょう。休日に夫が一人でしょっちゅう出かけるなら、車などに小型のGPS発信器を仕込んでおけば行き先がわかります。夫の行動パターンを把握し、浮気相手とおぼしき女性の顔もわかっていれば、たとえば興信所を利用してホテルへの出入り写真などをおさえることも可能です。不倫が確定となれば、相手女性の勤務先などに内容証明を送って慰謝料請求することができるようになります。

顔写真からいろいろな情報がわかる

相手キスやツーショット撮影のみでは法律上の不貞行為には該当しません。またキス・ツーショット写真からは肉体関係の存在まではわからないので、不貞行為の証拠にはなりません。

SNSを利用することで、相手女性の顔写真から名前や居住地、勤務先などが判明する可能性があります。慰謝料請求する前に、まずは女性と夫の関係性を確認し、肉体関係の有無を調べる必要があります。