慣れない異国で夫が浮気!どう戦えばいい?

夫が韓国人で韓国在住です。結婚前はとても親切だった夫ですが、結婚してから金づかいの荒さ、浮気、暴言など知らなかった面が見え始めました。浮気や不倫を繰り返され離婚も考えるようになりました。友人も親戚もいない韓国で夫の浮気に対処するにはどうすればよいのでしょうか。

韓国では浮気が多い?

ある有名避妊具メーカーが2011年に世界主要36カ国の男女を対象におこなったアンケートによると、過去に浮気したことを認めた韓国人男性は34%にものぼるそうです。近年、日本人男性の草食化が話題になっていますが、韓国人男性は恋愛や性に貪欲な肉食男子が多いといえるかもしれません。

儒教の発祥の地である中国では、男女平等を建前とする共産主義革命などを経て儒教的な価値観は薄れています。一方、中国から儒教を受け継いだ韓国では、儒教の男尊女卑的な思想が現在も色濃く残っています。年長者や男性には絶対的に服従しなければならないなど、年齢や性別による序列は日常生活の中でも当たり前に存在します。たとえば、韓国では新婚女性の立場は非常に低く、嫁いでから9年間は一人前の人間として扱ってもらえないという実情を表す「見ざる3年、聞かざる3年、言わざる3年」という言葉さえあります。韓流ドラマにみられるように、韓国人男性は恋人として付き合っているときはとても優しくロマンチックで献身的です。しかしひとたび結婚してしまえば、往々にして別人のような亭主関白に変身します。

容姿による差別や家庭内暴力の多さ、男女間の賃金格差の大きさ、女性管理職の少なさなど様々な要素を考慮すると、韓国では今なお女性の地位は極めて低いといわざるをえないでしょう。男尊女卑社会では、上の立場にある夫が浮気しても、妻はなすすべもないというケースも多いのではないでしょうか。

日本と韓国は距離は近くても、仏教・神道の日本と儒教の韓国では国民性や価値観が大きく異なります。日本の常識が韓国の常識とは限りませんから、韓国人夫との離婚を考えるようになったら韓国での離婚について十分調べておく必要があります。言葉もままならない、親戚もいない異国で夫の浮気に対処しなければならないのは本当に辛いですね。できれば、信頼できる日本人の友達に相談してみることをおすすめします

姦通罪は廃止!不倫は犯罪にはならない

日本の植民地だった韓国では、日本同様に姦通罪の規定がありました。日本では戦後姦通罪は廃止されましたが、韓国では戦後以降も姦通罪の規定は残りました。時代の流れと共に姦通罪は形骸化していき、2015年に姦通罪は憲法違反として廃止されました。姦通罪の廃止により不倫は犯罪ではなくなりましたが、民事上は不倫(不貞な行為)は離婚請求できる事由の一つであることは変わりありません。

姦通罪が機能していた時代には、有罪となった配偶者は慰謝料や財産分与で不利になったため、不倫された側が実質的に守られるという意味合いがありました。姦通罪の廃止後も、民事上での損害賠償請求はもちろん可能です。

離婚したら子供はどうなる?

儒教的な価値観の残る韓国では、離婚したら父親が親権をとることが一般的でした。しかし現民法では日本と同様に、協議によって親権者を決めます。協議によって決まらない場合は家庭裁判所で決めることになります。養育費については、韓国ソウル家庭法院による養育費算定基準表に基づいて算出されます。養育費の確保のためには、強制執行や履行命令違反への罰則強化などの措置があります。子供を連れて勝手に帰国してしまうと、場合によっては未成年者略取罪(誘拐)に問われる恐れがあるので注意してください。

文化の違いに注意して

韓国では2015年に姦通罪が廃止され、不倫は犯罪ではなくなりました。民事上の慰謝料請求は可能です。儒教の影響が強く残る韓国では男尊女卑の傾向があり、女性の地位が低いといえます。子供を連れて勝手に帰国すると、未成年者略取罪に問われる恐れがあることに注意してください。