どちらも大切だなんて虫が良すぎる!

浮気している夫が「君のことは愛しているけれど、浮気相手のことも大切」だと言います。妻と浮気相手のどちらも好きで大切だなんて、浮気夫はどういうつもりなのでしょうか。

夫はどちらも愛していない

「妻と浮気相手のどちらも愛している。どちらも大事」というのは浮気夫の言い訳の定番です。家庭には家事や育児をしてくれる妻がいて、外には恋人気分を味わわせてくれる愛人がいるというのはある意味、男の理想でしょう。しかし、常識と責任感を持ったまっとうな大人の男性であれば、家庭と愛人の両方とも欲しいなどという望みが許されるものではないことはよくわかっています。結婚とは妻や家族に対して責任を負うということ。責任の重みをわかっていれば、よそに目を向けることなどできないはずなのです。

浮気夫は、結婚によって自分が責任を負う立場になったということを理解できていないのです。「妻と愛人の両方を愛している」というのは、両方をほしがることへの言い訳であって、「どちらも愛していない」というのが本当のところです。もし本当に妻を愛しているのなら、そもそも浮気などするはずがありません。妻と家族を幸せにすることに全力を注ぐはずです。また、もし浮気相手のことを本当に愛しているなら、妻であるあなたから慰謝料請求されても文句を言えないような立場に置いておくことはないでしょう。あなたに土下座して離婚を求め、彼女と一緒になろうとするはずです。

家庭を支えてくれるあなたに対し、夫は一定の愛情は持っているでしょう。その一方で、浮気相手のこともやはり好きなのです。「両方とも持っていたい」というのが夫の偽らざる気持ちです。あなたと離婚するとなると、慰謝料や親権、養育費など厄介な問題が出てきます。住まいを手放したり、子供と一緒に暮らせなくなったり、家事をしてくれる人がいなくなったりなど、夫にとって不都合な環境になることが容易に予想されます。また、浮気相手と別れたら、刺激や身体的な快楽を持てる機会がなくなります。夫は単にどちらも失いたくないだけ。「妻も浮気相手も大事」という一見もっともらしい言葉の実態は、自分にいちばん都合の良い状況をキープしたいという夫のエゴに過ぎないのです。

どちらも好きという夫をどうすべき?

あなたに誠実であろうとすれば浮気相手を捨てるしかありませんし、浮気相手に誠実であればあなたと離婚するしかありません。まさに二つに一つなのですが、夫はどちらを選ぶかという決断からいつまでも逃げ続けるでしょう。あなたが主導権を握って夫をリードしていくしかありません。

夫は自分がいちばんかわいいのですから、いくらあなたが「悲しい」「寂しい」と訴えても、「僕も辛いんだ」などとかわされるのがオチです。夫自身の言葉を逆手にとってジワジワと攻めていくことをおすすめします。「浮気相手の女性も好きだ」という夫に対し、「もし本当に彼女のことが好きなら、彼女のために別れてあげて。あなたと不倫している限り、彼女は他の男性に目を向けることができないままに婚期を逃してしまう。早く自由にしてあげて。別れることが、あなたが彼女に示してあげられる最高の愛情よ」と言ってみてください。彼女のことも愛していると言った手前、夫は反論しにくいはずです。

夫は結局のところ相手女性に真剣な愛情を持っているわけではないので、家族や財産、世間体などを犠牲にしてまで浮気相手を選ぶことはないでしょう。それでもズルズルと関係を続けるようであれば、「別れなければ慰謝料請求する、と相手に伝えて」と言ってみましょう。ずるい夫は、自分から別れを切り出すことで相手女性の気を損ねるのが怖いのです。あなたが嫌われ役を買って出れば、別れる理由をあなたのせいにできるので、夫は別れを口にしやすくなります。もちろん夫にも、「浮気をやめなければ離婚して慰謝料請求する」と宣言してください。エゴイストの夫の心の中では、相手への気持ちよりも損得勘定のほうが勝るはずです。

妻も愛人も愛していると言いつつ、どちらも裏切り続ける夫は本当に身勝手ですよね。一枚上手の妻として、「どちらも愛している」という夫の言葉をうまく利用し、泥沼状態から抜け出してくださいね。

夫自身の言葉を利用して浮気相手と別れさせよう

妻と浮気相手の両方を愛しているというのは、夫にとって都合の良い言い訳に過ぎません。夫が本当に愛しているのは自分だけというのが現実です。「浮気相手のことも愛している」という夫自身の言葉を利用して、相手女性と別れる方向にもっていくことをおすすめします。