ナルシストもいい加減にして!

年の割に若く見え、顔もなかなかイケメンな夫。ただ少々ナルシスト気味で、モテたい願望が強いのが問題です。夫はモテることが自慢で、女性から好意を持たれるとすぐさま浮気に走ります。近頃は浮気願望がエスカレートし、自分がいかにモテるのか語ってきたり、浮気をほのめかすような発言までしたりする始末。こんなナルシストな浮気夫とこれからどうかかわっていけばよいのでしょうか。

ナルシスト夫は単純に自慢したいだけ

容姿に絶大な自信のあるナルシストは、うぬぼれと他人からの賞賛を糧に生きています。モテることとルックスをほめられることこそが夫の生きがいなのです。妻であるあなたにモテ自慢をしたり浮気をほのめかすようなことを言ったりするのは、あなたの気を引きたいからというより、純粋に自慢したいだけです。子供のように無邪気に「俺ってこんなにモテるんだよ」「俺ってかっこいいでしょ」と喜んでいるのだと考えてください。

ナルシストは誘惑に弱い?

ナルシストは実は自分に自信がなく、他者からの賞賛によって自分の存在価値を確認しているところがあります。夫は女性たちから外見をほめられることで自分に自信を持つことができ、自分を肯定することができます。その安心感や肯定感をもっと得たいがために、ルックスを磨いたり女性と積極的に関わったりして、もっともっと賞賛の言葉を得ようとするのです。夫が外見磨きとモテを追求するのは、浮気を楽しみたいからというより、女性からチヤホヤされることで精神的に満たされたいためだということはとても重要なポイントです。

肉肉体的な快楽で食系の女性は、イケメンな夫の外見に惹かれて誘惑しようとするかもしれません。夫がすぐに誘いに乗ってしまうのは、相手女性に純粋に興味を持ったからというより、自分を評価してくれたという一点において相手に好意を感じてしまうためだと考えられます。夫が心地よさを感じるのはあくまで賞賛や好意の感情であって、必ずしもはないのです。

ナルシストと自己愛性人格障害の違い

あまりにナルシストな感じだと「自己愛性人格障害では?」と思う方もいるかと思います。障害となると「浮気が悪いことだと夫が分かってくれない」といった会話では済まないですよね。

ナルシストも自己愛性人格障害も、心の奥底では自信のなさを抱えているという点では同じですが、自分の中で他者をどう位置づけるかが異なっています。共感能力を持っているか否かが一つの判断の基準になるでしょう。ナルシストは自分が大好きなだけであって、欠点ではあっても個性の一部ともとらえられます。一方、自己愛性人格障害は他人に対する共感能力が欠如しており、自分だけが価値ある存在だと考えています。自己愛とコンプレックスが強いあまり人生に重大な支障をきたすことさえあります。夫が無神経なモテ自慢をするのは、それによってあなたがどれほど傷つくか想像することができないだけ。精神的な未熟さが原因であり、共感能力そのものが欠けているわけではありません。あなたはまず、浮気されることでどれほど自分が傷つき悲しい思いをするか夫に訴える必要があります。

ナルシストな浮気夫はほめて育てるべし

ルックスの良い夫は女性から関心を向けられやすいのは事実でしょう。ただ、浮気に発展するには、ルックス以外の要素も重要です。いい年をして、若く見えることやルックスを自慢する夫は子供っぽいとしか言いようがありません。いくら顔が良くても内面が成熟していない男性は本当の意味で女性を引きつけることはできません。夫の外見的な魅力に惹かれて近づいてきた女性もすぐに、夫の中身のなさに気づくでしょう。

ナルシスト夫は顔をほめられることをアイデンティティのよりどころとしている面があります。自分に自信がないため他者からの評価にすがってしまうのが夫の根本的な問題点です。夫の場合、他者から唯一ほめられる=認められるポイントが顔だったというわけです。あなたがすべきなのは、夫をほめて自信をつけさせることです。顔という表面的な部分ではなく、夫の優しさや誠実さ、素直さなど内面的な長所を見つけ、ほめてあげてください。これまでずっと顔でしか評価されてこなかった夫にとって、内面に目を向けられること自体が新鮮なはず。あなたが誠実さを褒め続けることで、夫は自分の中身に自信を持てるようになります。根は素直な夫はあなたからの評価に応えようと、ふるまいを正すようになるでしょう。

夫の承認欲求を満たして浮気を封じよう

ナルシストな夫は外見を賞賛されることで自己の存在価値を確認している面があります。夫の内面的な長所に目を向け、賞賛してあげることをおすすすめします。自分の内面に自信をつけさせることができれば、夫の浮気願望は鎮まるでしょう。