言語道断!アルバイト学生との不倫

飲食店の店長をしている夫がアルバイトの女子学生と不倫をしていたことが発覚しました。関係は終わらせたと夫は言いますが、毎日のように同じ職場で顔を合わせていて完全に関係が切れるものなのか怪しいところです。離婚はせず問題を解決するにはどうすればよいのでしょうか。

どうしてアルバイトに手を出すの?

まだ学生の女の子から見れば、夫は大人の男性です。同世代の男の子とくらべ、金銭的にも余裕がありますし、落ち着いていて頼りがいがあると感じられるかもしれません。一方、見た目も中身もフレッシュな若い女の子が男性にとって魅力的な存在なのは言うまでもないでしょう。慣れない仕事を一生懸命にこなす姿が健気に映るのがきっかけになることもあります。また、人目を忍んで秘密の恋を楽しむ職場不倫はスリル満点。夫とアルバイトの女の子の間に不倫関係が生まれる下地は十分あるといえます。

夫の責任は重大!会社には絶対言わないで

店長である夫は本来、アルバイトを指導・監督する立場にあります。採用や新人教育も夫の職務の一環であるはずです。店長としての職務を忘れ不倫に走った夫は社会人として、プロフェッショナルとして失格としか言いようがありません。

あなたにしてみれば、夫が浮気相手の若い女性と毎日顔を合わせるのは心配でしょう。だからといって、アルバイトの女性を一方的に退職させたいと考えていたら筋違いです。浮気相手が憎い気持ちはわかりますけどね。店長として店の運営を任されている夫と、社会人ですらないアルバイト女性のどちらに責任があるかは言うまでもありませんね。もし夫の行為が会社側の知るところとなったら、最悪の場合は会社を辞めることになるでしょう。あなたが今心配すべきことは、夫と浮気相手が顔を合わせることではなく、夫が今の職場にいられるかどうかではないでしょうか。

慰謝料請求する時はプライバシー侵害に気を付けて

浮気相手が学生・未成年であっても慰謝料を請求すること自体は可能です。請求する際には相手の学校や職場に知られないよう配慮する必要があります。学校や職場に不倫の事実を触れ回るのはプライバシー侵害にあたる可能性があるので注意してください。学生である相手女性に資力がない場合は親が任意で慰謝料を肩代わりすることも考えられますが、「店長がアルバイトの女子学生に手を出した」というケースでは難しいかもしれません。むしろ親に怒鳴り込まれても仕方ない状況ともいえます。

店のトップである店長と一介のアルバイトという二人の関係をもう一度考えてみてください。圧倒的に立場が上である夫が関係をリードしたと認定された場合は、相手への慰謝料請求が認められない可能性があります。また、慰謝料を請求された相手女性が「関係を持たなければクビにすると言われた」とセクシャルハラスメントで反撃してくることも十分考えられます。慰謝料を請求する際にはそうしたリスクも考慮するべきです。

慰謝料請求しないことと引き換えに退職をお願いしよう

あなたの夫が店長という立場を利用し、まだ社会のことがよくわからない年頃の女性と不倫関係を持ったというのが客観的な事実です。彼女のほうが積極的に誘ったとしても、店長として毅然とした対応をできなかった夫に責任があります。彼女を退職させても、夫がまた次のターゲットに手を出さないという保証はどこにもありません

あなたがすべきなのは、社会的に弱い立ち場である女性を追いつめることではなく、社会人として、そして夫としてあるまじき行為をした夫の責任を問うことではないでしょうか。女性に対しては、むしろ頭を下げなければならない状況ともいえます。

まず夫をとっちめ、ペナルティを科したうえで女性とは二度と接触しないと誓わせましょう。そして、あなたが相手と直接コンタクトをとり、慰謝料請求はしない代わりに、お店を辞めて別の店に移ってもらいたいとお願いしてみてください。

夫婦は一心同体です。夫と離婚しない以上、夫の過ちの責任はあなたも負わなければなりません。既婚者と知って関係を持ったアルバイト女性にも非はありますが、圧倒的に責任が重いのは夫です。事を荒立てて夫がクビを切られるようなことにならないよう、立場をわきまえて慎重に動いてください。

慰謝料請求の判断は慎重に!

浮気相手がアルバイトの女子学生であっても慰謝料請求をすることは可能です。ただ、店長とアルバイトという関係を考えると、より重く責任を問われるのは夫です。会社側に知られたら退職させられる可能性もあること、相手女性がセクシャルハラスメントを訴えてくる可能性もあること等を考慮し、慎重に判断してください。