浮気されても一緒にやっていけるの?

浮気されたときの精神的ダメージは非常に大きく、どうしても離婚の二文字がちらつきます。修復したい気持ちがあっても、もう以前の夫は戻ってこないのかと思うと、やはり離婚するしかないとも思えますよね。浮気された場合、離婚せずにやり直すことはできるものなのでしょうか。夫の浮気で離婚することになったとき、後悔しないためにはどんな準備や心の持ちようが必要なのでしょうか。

人生で何を重視するかは人によって違う

人それぞれたった一度の浮気で離婚に踏み切る人もいれば、夫の浮気なんてもう慣れっこという人もいます。浮気に対する反応は、個人の価値観やそれぞれが置かれた立場、状況によって異なってきます。結婚を続けるメリットのほうが離婚によって得られるメリットよりはるかに大きい、逆に言えば浮気した夫と生活を共にすることへの精神的ダメージより離婚によって受けるダメージのほうが大きいと判断した場合には、浮気されても離婚しないという選択はいたって合理的です。

たとえば、夫の経済力や社会的地位を何よりも重視し、「○○の妻」であることに価値を見いだす人は、自分の妻としての立場は揺るがないという確証があれば多少の浮気には目をつぶることができるでしょう。高価なプレゼントを買ってもらえれば浮気を大目に見るという人もいます。浮気相手に貢いだりよそで子供を作ったりなどされたら困った事態になるため、ルール違反はしないと約束させた上で夫には好きにさせているという家庭もあります。

浮気を許す妻=よい妻?

浮気容認派は人間としての器が大きいのか、それだけ夫を愛しているのか、単に打算的なのか。容認する動機は人それぞれであり、他人にはうかがい知ることはできません。ですから、夫の浮気を許したという事実だけを見て、「よくできた奥さんだね」と賞賛するのはまったく的外れなのです。

「夫婦はこうあらねばならない」という絶対的な決まりはありません。「夫に浮気された」という状況自体は同じでも、人によって受け止め方が異なるのは当たり前のこと。夫婦の形や愛情の形、個人の価値観は100人いたら100通りあってよいのです。夫の浮気に耐え続けている人を卑屈だと嗤う権利は誰にもないし、すっぱり離婚した人を無責任だ、身勝手だと批判する権利も誰にもありません。

離婚を後悔するポイントは人それぞれ

物思い考えに考えた末に離婚に踏み切った場合でも、ふとしたときに離婚を後悔することもあるでしょう。浮気など決定的な要因がないまま、お互いの気持ちのすれ違いなどから離婚に至った場合には、どちらが悪いとも言い切れないため離婚を後悔しやすい傾向はあるかもしれません。

もっと良い妻でいれば…という後悔

浮気された場合でも、夫にまだ思いを残したまま別れてしまう場合もあります。自分がいつも綺麗にしていて、夫に優しくしてあげていれば他の女性に走ることはなかったのではないかという思いを断ち切れない人もいます。真面目で繊細な人ほど自分を責めてしまうものですが、いくら悩んでも過去を変えることはできません。自分を苦しめず、未来に目を向けてくださいね。

体裁を気にしすぎたという後悔

きれいに別れたいと思うあまり、本当は泣いてすがりたいのに物わかりのよいふりをしてしまったり、強がりを言ったり、あえて慰謝料を請求しなかったりということも。やれるだけのことはやった!という達成感がないと、気持ちを吹っ切ることができず、あとから後悔の念が襲ってくるかもしれません。お金で揉めたくないと慰謝料を要求しない人もいますが、お金という目に見える形できっちり落とし前をつければ気持ちもスッキリするものです。人生の主役はあなたなのですから、他人になんと思われたっていいじゃありませんか? 理性でブレーキをかけてしまわず、自分の心の声に従うことも大事です。

勢いで離婚してしまったという後悔

とにかく一刻も早く夫や義両親と縁を切りたくて、慰謝料も養育費も財産分与もいらないから早く離婚して!と別れてしまった場合は、新生活がいったん落ち着いてから後悔する可能性が大です。はやる気持ちをぐっとこらえ、もらうべきものはきっちりもらいましょう。自分の正当な取り分を要求することは決して恥ずかしいことではありません。結婚生活を精算するために必要なことなのです。

離婚によって新しい人生の扉が開く

ドア離婚を後悔する理由はその人の人生観や置かれた状況によって大きく左右されます。また、離婚してから10年、20年と経ったときと離婚直後では感じ方も変わってくるでしょう。一方、離婚して良かったと思う理由は「新しい生活を始められる」の一言に尽きます。

 

離婚=結婚の失敗とネガティブにとらえる必要はありません。人生をやり直すという表現もあてはまりません。結婚生活が不幸なものだったとしても、そこから学べるものは必ずあるはずです。「今考えてみるとバカみたいだけど、あのときはそれがベストな選択だと思っていたんだ」と昔の自分を振り返ることができるようになったら、それはあなたが一回り成長した証です。

主体的に自分の人生を生きよう

ポジティブ浮気されたときに離婚するかしないかの判断は、結婚に何を求めるかという個人の価値観によって左右されます。夫の浮気を容認する妻が良い妻だというわけではありません。

離婚を後悔する理由は、離婚へ至った経緯や置かれた状況によって様々です。一方、離婚して良かったと思う理由は「新しい人生を始められる」という点に集約されると言えるでしょう。