浮気相手が平穏無事だなんて、理不尽すぎる!

夫の浮気によりこちらが死ぬほど苦しんでいるのに、浮気相手のほうはのうのうと暮らしていると思うと本当に腹が立ちますね。浮気相手に制裁を加えてやるにはどんな方法があるのでしょうか。

やってはいけない制裁方法もある

禁止不倫とは、あなたが頑張って築き上げてきた幸せを粉々に打ち砕く行為にほかなりません。あなたが浮気相手に復讐したいと思うのは当たり前です。ただし、いくら浮気相手が憎くても、絶対にやってはいけないことがあります

 

  • 相手の家や実家に乗り込む

暴力的な言動などで相手を脅したら刑法の脅迫罪(222条)、不倫という相手の弱みをネタに「こちらが要求するお金を払わないと不倫の事実を公表する」などと脅迫したら恐喝罪(249条)、相手に暴力をふるって怪我させてしまったら傷害罪(204条)になる可能性があります。さらに、あなたの言動によって相手の家族などに浮気の事実がばれてしまうと、そのことによって生じた損害の賠償請求をされるおそれもあります。

 

  • 相手の職場に乗り込む

職場で不倫の事実を暴露し相手女性の社会的評価を低下させると、民法上の不法行為(名誉棄損)もしくは刑法上の名誉毀損罪(230条)に問われる可能性があります。あなたの暴露によって相手女性が退職に追い込まれるなどして損害が生じた際には、そのことについても賠償を請求されるおそれがあります。

 

  • 相手の職場に電話して不倫行為を暴露する

民法上の名誉棄損もしくはプライバシー侵害等に問われる可能性があります。

 

  • 不倫中の写真や中傷ビラをばらまく

名誉毀損罪や侮辱罪、写真の内容によってはわいせつ物頒布等の罪に問われる可能性があります。

 

こうした行為は刑法上の罪に問われる可能性があるとともに、民事上の不法行為として相手から損害賠償請求されるおそれがあります(民法709条)。離婚の際にあなたに不利に働きますので、法に触れる制裁行為は絶対にやめましょう

 

内容証明郵便がギリギリのライン

封筒それでは相手の職場に内容証明郵便を送るのはどうでしょうか。浮気相手の住所がわからないときは、職場に送るしかなかったという言い訳は成り立ちます。それでも不倫について職場の第三者にも容易に知れるような形で送ってしまうと、やはり名誉棄損(不法行為)に問われる可能性があります。送る際は親展にするなど、他人にわからないように配慮する必要があります。職場への内容証明郵便が社会的制裁のギリギリのラインだと心得ておいてください。

 

どうやって心に折り合いをつければいいの?

物思い 女性浮気されると、夫や浮気相手への怒りや憎しみ、悲しみといったネガティブな感情にとらわれてしまいがちです。どうやって心に折り合いをつけていけばよいのでしょうか。

 

相手への怒りがこみあげたときの対処法

炎何らかのきっかけで相手への怒りが湧き上がってきたときには、突発的な行動に出てしまいがちです。あなたが激情のままにやってしまったことは、離婚の手続きの中であなたに不利に働くおそれがあるだけでなく、あとから深い自己嫌悪に陥ることにもなりかねません。感情的な行動は必ず後悔することになります

 

浮気されたということをいくら考えても解決には結び付きません。外に出かけてみたり、スポーツをしたり、趣味に打ち込んだりなどして、とにかく気を紛らわせることが大事です。体を動かしたり好きなことに励んだりして、ストレスを発散させましょう。あなたが心も見た目もボロボロになっては、浮気相手を勝ち誇らせるだけです。

 

最も効果的な制裁法はやっぱりアレ!

お金浮気は倫理的に許されない行為であるだけでなく、法律上では不法行為となります。あなたは夫と浮気相手による共同不法行為によって受けた精神的損害に対し、慰謝料を請求することができます。慰謝料の金額は一律に決まっているものではありませんが、浮気が原因で離婚となった場合には100万円~300万円の範囲と考えておけばよいでしょう。

 

誰だってお金を払わされるのはイヤなもの。現実問題として、まとまった額のお金を負担させられるのは相当こたえます相手をこらしめるために最も効果的なのは、できるだけ高額の慰謝料をとることなのです。

 

慰謝料請求は職場への怒鳴りこみなどにひきかえ、完全に合法な行為です。犯罪や不法行為に問われるリスクを冒して一時的にうっ憤を晴らすのと、実質的に最大の打撃を与えられる慰謝料請求、どちらを選ぶのが賢いでしょう? 最後に笑うのがあなたであるよう、冷静に考えてみてくださいね。

 

自分が後悔しない結末を選ぶことが大事!

選択夫の浮気相手の家や職場に乗り込んだり電話をしたりして不倫の事実を公表すると、刑法上の名誉毀損罪や民事上の不法行為に問われる可能性があります。浮気相手への暴力や脅迫も刑事事件に発展する恐れがあるので絶対にやめましょう。合法的にでき、かつ相手に最もダメージを与えられるのは、できるだけ高額な慰謝料請求をすることといえるでしょう。

 

感情的に流されて行動すると、後から悔いることになるだけでなく、離婚や慰謝料請求の際に不利に働くおそれがあります。体を動かしたり趣味に励むなどして、ストレス発散に努めてください。