浮気相手にメールで警告したい

浮気をやめるように言っても耳を貸さない夫。もう夫に言っても仕方なければ、浮気相手のほうを攻めるしかないとも思えます。浮気を止めるように、相手女性に警告のメールを送りつけてもよいのでしょうか。

浮気相手にメールを送ることが罪に問われないか、どんなメールを送ったら効果があるのか、いろいろ気になりますね。また、メールを無視されたり、メールアドレスを変更されてしまわないかも気になります。浮気相手にメールを送ることを検討しているとき、あらかじめ考えておきたいことをみていきましょう。

注意!メールが状況を悪くするおそれもある

メール相手女性にメールを送って「夫と浮気をやめてください」と言うことはつまり、「夫にいくら言っても浮気をやめてもらえない。仕方ないから、あなたのほうから離れてくれるようにお願いすることにしました」と認めてしまうことになります。夫の心があくまで家庭にあり、浮気は単なる遊びに過ぎないなら、家庭が崩壊する前にさっさと浮気をやめるはず。それならあなたのほうがわざわざ相手女性にメールする必要はまったくないのです。「夫と浮気をやめてください」というメールを受け取った相手女性は、「彼はいくら奥さんにうるさく言われても私に会いたいんだ。それだけ私を愛してるんだ。彼の気持ちは妻や家庭ではなく私にある」と直感するでしょう。

「~ください」という言い方はつまり「お願い」ですよね。お願いする側はどうしても下の立場になります。これは相手に自信と心理的優位性をもたらすことになります。メールにより相手があなたを甘くみるようになると、浮気をやめさせるどころかいっそうエスカレートさせてしまうおそれすらあります。メールの内容によっては、かえって相手の略奪欲や女としての闘争心を刺激してしまうことになるおそれがあります。相手にメールを送りたいと思ったときにはこのことをよく頭に入れておいてください。

どんな文面にしたらいい?

メール相手へメールを送ること自体には法的問題はありません。ただ、誹謗中傷をつづったり繰り返し送りつけたりしてしまうと迷惑行為や脅迫に該当するおそれがでてくるのでくれぐれも注意してください。

泣き言や恨みつらみを延々とつづった妻からのメールなど、浮気相手は読んでもなんとも思いません。あっさり無視されたり、鼻で笑われるのがオチです。鬱陶しいのでアドレスを変更されてしまうかもしれません。

メールの内容は、妙に下手にでたり感情的に罵倒したりするのではなく、要件のみを簡潔に記すべきです。「今後も夫と関わりを持つようであれば法的措置をとります」と淡々と事実だけを述べたメールはかえって凄みを感じさせます。既婚者と浮気している女性が恐怖を感じるのは、相手が本気で法的措置をとるつもりだと悟った瞬間です。相手に怖いと思わせることができれば、夫との関係を断てる可能性があります。

もちろん、相手女性がいくらひるんでも、肝心の夫が改心しない限りは浮気を根絶できないのは言うまでもありません。法的措置を宣言された女性はあわてて夫に相談すると考えられ、夫はあなたに「彼女にメールを送ったりするな!」と逆ギレするかもしれません。そのときには決して動揺せず、「不法行為をしたんだから慰謝料請求は当然でしょ?」と平然と受け流す胆力が必要です。

慰謝料請求は内容証明郵便がベスト

郵便「法的措置をとる」という通知はメールでも問題ありませんが、いざ慰謝料請求をする際にはやはり内容証明郵便のほうがよいでしょう。メールは連絡手段としては最もカジュアルなものです。内容証明郵便のほうがメールよりはるかに重みがあるため、相手も真剣に受けとめざるを得ないはずです。まずメールで牽制し、おこないが改まらなければ内容証明郵便でトドメを刺すという二段構えでもよいでしょう。

手軽な連絡手段だからこそ要注意

携帯相手女性にメールを送る際には、「お願い」や罵倒にならないよう内容に気をつけましょう。法的措置をとる構えである旨を淡々と述べるにとどめるのがおすすめです。慰謝料請求はメールより内容証明郵便のほうが相手も真剣に受けとめるでしょう。