どうして平気で浮気できるの?

夫の浮気に気づき問い詰めましたが、夫は開き直って浮気を認めようとしません。浮気相手と別れることもなく連絡を取り続けているようです。浮気する人には罪悪感はないのでしょうか。

浮気を絶対に認めようとしないのはなぜ?

浮気したことが明らかであるにもかかわらず平然と否定するのは、夫が自分の犯した罪を自覚していない証拠です。浮気は道徳的に許されない行為であるだけでなく、法律の上では不法行為となり損害賠償(慰謝料)の対象となります。また、浮気(不貞行為)は民法が定める離婚事由の一つです。浮気を認めたら責任を追及されることを夫はわかっているはず。浮気を絶対に認めようとしないのは罪悪感がないからというより、自分のしたことに対し責任をとるつもりはないからです。浮気発覚後も相手女性と連絡を取り続けているのも無反省の証です。

男女問わず、世の中には浮気に対してそもそも罪悪感がないという人もいます。自分が誰と性的関係を持つかは自分自身が決めることであって、配偶者であろうと口を出す権利はない、もしくは自分が他の異性に目を向けるのは配偶者に魅力がないから仕方ないことなのだ、という価値観を夫が持っているのであれば、浮気を反省させるのは不可能というものです。

浮気する人はどこまでも自分本位

浮気する人がまったく罪悪感を覚えないとは一概には言えません。浮気夫の中には、浮気している間はことさら妻に優しくしたり、家事を積極的に手伝ったりすることで罪悪感を和らげようとする人もいます。夫もあえて開き直ることで自分の中の罪悪感から努めて目を背けているのかもしれません。

浮気する人の特徴は、罪悪感うんぬんではなく、欲望をコントロールできないことです。浮気心にブレーキをかける理由は人それぞれです。浮気がバレたら家族を失う、出世にも影響するからやめておこう、というように理性的に判断する人もいれば、自分が浮気したら妻はどんなに悲しむだろう、と配偶者の気持ちを慮る人もいます。

一方、浮気に走ってしまう人は自分の欲求のことが第一です。浮気する人も家族やパートナーを大事に思う気持ちがないわけではないのですが、自分の欲望のほうが勝ってしまうのです。罪悪感があるにせよないにせよ、浮気する人は自己中心的だと言ってよいでしょう。自己中心的ということは精神が未熟で幼稚だということです。

夫が自分の罪を自覚するとき

自己中心的な夫に対し、浮気を責めたり泣いたりしても効果はないでしょう。夫にとっては自分の楽しみが最も大事なのですから、あなたの気持ちは二の次三の次です。精神的に大人になりきれていない今の夫には、自分がしていることの罪深さを理解することはできないでしょう。

浮気の代償を夫に理解させるには、言葉よりも行動で示すのが有効です。置き手紙と離婚届を置いて、子供たちを連れて家を出ましょう。空っぽになった家を見て初めて夫は、自分の身勝手さによって家族を失ったことに気づくはずです。夫は浮気相手に本気になっているわけではなく、不倫の背徳感やドキドキ感に夢中になっているだけと考えられるので、家族か浮気相手かを選ばざるを得ない状況に立たされたとき浮気を選ぶことはまずないでしょう。極度に自己中心的な夫の場合は「オレをおいて出て行くとは何事だ」と逆切れする可能性もありますが、反省の言葉を引き出すまでは絶対に戻ってはいけません。

価値観はなかなか変わらない

家族に見捨てられてなお非を認めないようであれば、もはやつける薬はありません。人間の価値観は簡単に変わるものではなく、歳を重ねるにつれいっそう固定化していく傾向があります。夫の改心を望めないのであれば、あなたが夫の浮気を我慢するしかないということになります。あなたが浮気を許容できるのであれば仮面夫婦と割り切る道もありますが、やはり浮気は許せないのであれば結婚生活を維持していくのは難しいでしょう。

「この先の人生を夫と共に過ごしたいか」―すべてはこの問いにかかっています。あなたの人生なのですから、自分はどのように生きたいのか真剣に考えてみてくださいね。

いちど家を出てみよう

浮気する人は罪悪感がないというより、自己中心的で精神的に未熟だといってよいでしょう。夫に自分のしたことの意味を理解させるには、いちど家を出てみることをおすすめします。家族に見捨てられてなお浮気を反省しない場合は、浮気を許容して夫と結婚生活を送るか、離婚するか考えてみる必要があります。