浮気されたらどんな道を選ぶ?

夫の浮気が発覚したとき、あなたならどうしますか? 離婚と関係修復、どちらを選ぶにしても、冷静な判断と自制心が必要なのは変わりありません。あなたにとって最善となる道を選ぶために、考えておくべきポイントをみていきましょう。

まずは事実を受け止めることが大切

直視夫が浮気していることがわかったときには、裏切られたというショックから、つい夫を厳しく問い詰めがちです。浮気されて平静でいられる人はいませんので、怒りをぶつけたくなる気持ちはよく理解できます。

しかし後々のことを考えると、感情のままに動くのは決して得策とはいえません。最終的に離婚することになるにせよ、関係を修復して夫婦生活を続けていくにせよ、浮気されていたことを知ったらまずその事実を受け止め、今後どうしていきたいか自分の心に問いかけてみる必要があります。

いちどは関係修復に努めるべき?

悩み浮気はもちろん許せないものですが、世の中には夫婦の危機を乗り越えたカップルも存在します。あせって結論を出す必要はありません。辛いでしょうが、ここ最近の自分と夫の関係性や家庭の状況はどのようなものだったか、一度振り返ってみてください

わが身を一度振り返ってみよう

すれ違いの生活が続いていたりすると、夫がよその女性に慰めを求めてしまうことがあるかもしれません。自分を責めてはいけませんが、夫婦のコミュニケーションは十分に取れていたか、お互い自分のことにばかりかまけていなかったか、オシャレを怠けていなかったか等々、「もう少し別のやり方をしていたら、夫も浮気には走らなかったかもしれない」と思えることがあれば、夫婦関係の修復を試してみる価値はあります。

期限付きの別居は危険!

最も大切なのは冷静な判断力と自制心です。怒りにまかせて家を飛び出したり、冷却期間と称して一時的に別居したりするのは避けましょう。想像以上に夫の気持ちがあなたから離れている場合、そのまま本格的な別居に発展し離婚となってしまうおそれがあります。夫婦は一緒にいるのが基本。相手と暮らせることは妻(夫)の特権とも言えます。腹が立っても安易に特権を放棄せず、同居を維持することをおすすめします。

浮気の件は蒸し返さない!

禁止関係を修復し、もう一度やり直そうと決めたのなら、必ず守りたいことが二つあります。

ひとつ目は、浮気の件を何度も蒸し返したり問い詰めたりしないことです。悪いのは浮気した夫であることは間違いありませんが、事あるごとにグチられたり「また浮気してるんじゃないの?」と問い詰められたりすると、夫にとって家庭が居心地の悪い場所になってしまいます。そうなると夫はあなたのそばから逃げ出したくなり、自宅に寄りつかなくなったり浮気を再開したりするおそれがあります。

良好な夫婦関係を保つには、お互いにとって家庭がこの世でいちばんくつろげる場であることが何よりも大切です。蒸し返しや問い詰めは女性がついやりがちなことなので、特に気をつけてくださいね。

浮気調査したことは絶対に言わない!

二つ目は、浮気の有無を確かめようと調べ回ったことを本人に言わないことです。浮気を疑ったとき夫の携帯を勝手に見たりカバンを調べたりすることはやむをえません。しかし離婚を望まず関係修復していくのなら、そうやって得られた浮気の証拠をつきつけて問い詰めるのは絶対にやめましょう。

誰だって身辺を嗅ぎまわられるのはイヤなものです。あなたが陰でいろいろ調べ回っていたことを夫が知ったら、夫は「またいつか、身の回り品を勝手に見られるかもしれない」という警戒を抱くでしょう。もちろんそもそもの原因をつくったのは浮気した夫なのですが、人間は理屈ではなく感情の生き物だということを忘れてはいけません。勝手に調べ回ったあなたへの愛情や信頼が揺らぐおそれがあります

離婚を決意したら浮気の証拠集めをスタート!

証拠探し一方、夫の浮気グセが治らない場合や悪質な浮気をしている場合は、離婚も前向きな解決策です。浮気は民法709条に定める不法行為であり、あなたは夫の浮気によって受けた精神的苦痛に対し慰謝料を請求できます。浮気があなたにバレていることに夫が気づくと、用心深く行動するようになり証拠を集めにくくなります。離婚の意思を固めたら、すぐに証拠の保全にとりかかるとよいでしょう。

「~すべき」という考えを捨てよう

浮気されたら「離婚すべき」と決まっているわけでもなければ「関係修復すべき」と決まっているわけでもありません。まず自分がどのような道を望んでいるのか見極めることが大切です。

離婚するか関係修復するか、自分の心に聞いてみよう

問いかけ夫の浮気が発覚した場合、離婚するか関係修復するかでとるべき行動は異なってきます。関係修復するのであれば、夫婦のあり方をいちど見直してみましょう。浮気のことを蒸し返したり問い詰めたり、一時別居したりは避けたほうがよいでしょう。浮気調査をしたことも夫に知らせるべきではありません。

夫の浮気が悪質で改心する可能性もないのであれば、離婚も視野に入れてよいでしょう。浮気は民法で定める不法行為であり、あなたは精神的苦痛に対し慰謝料を請求できます。離婚を決意したら、早めに浮気の証拠を確保するようにしてください。