単身赴任帰りの夫に離婚を切り出されたら?

単身赴任先のベトナムから帰国後、別人のような態度になった夫。帰国した直後に「価値観が合わない。離婚してくれ」と言われてしまった場合、どうすればよいのでしょうか。帰国後の夫の様子を見ていると、頻繁に海外の人とメールや電話でやり取りしていることが判明しました。夫はまたベトナムに行こうとしていることから、ベトナムに浮気相手がいるのではないかという疑惑が浮上。浮気しているなら相手には慰謝料請求したいところですが、可能なのでしょうか。夫とベトナムの浮気相手に制裁を与えるのによい方法はあるのでしょうか。

ベトナムに現地妻がいる?

ベトナム人女性はスレンダー美人が多く、美意識も非常に高いといわれています。また、近年は経済発展の著しいベトナムですが、物質主義的な価値観も強く、女性は男性の経済力を非常に重視するといわれています。先進国での豊かな暮らしに憧れる女性も多いことでしょう。そんなベトナムでは、日本人男性は真面目でお金持ちというイメージが強く、現地の女性から人気があります。

ベトナム人女性のほうから積極的に日本人男性に近づくのは経済力目当てだと思って間違いありません。遊びと割り切れる男性ならまだよいのですが、外国人女性に免疫のない男性は本気になってしまうことがあります。相手に入れ込み、お金やモノをせっせと貢ぐケースも。ある程度お金が自由になる男性なら、ベトナムで現地妻を囲うことは決して難しいことではありません。

ベトナム出張後に離婚を切り出したというタイミングから考えて、夫はベトナム人女性に夢中になってしまい、本気で結婚を考えているのだとみてよいでしょう。日本人男性と深い仲になるベトナム人女性のタイプは様々です。日本人向けの遊び場で働く水商売女性もいれば、一流の教育を受けて日系企業で働く良家のお嬢さんもいます。水商売の女性ならともかく、きちんとした家庭出身の若い一般女性なら、パートナーとして公私共にどこに出しても恥ずかしくない女性といえます。夫は彼女を現地妻にとどめておくことを望んでおらず、結婚を真剣に考えているのかもしれません。

まずは情報収集が大切です。メールから相手の氏名を突き止め、Facebookなどに登録していないか調べてみましょう。Facebookから相手の勤務先等が判明するかもしれません。不倫の証拠となるメールを撮影しておくなどして、証拠保全も並行して進めましょう。

解決の秘訣は周囲を巻き込むこと

夫とベトナム人女性との関係はまだ始まったばかりと考えられます。つまり、恋愛が最も盛り上がっている時期です。夫が相手に夢中になっている今この時期に、相手と別れるよう説得しても効き目は期待できません。夫本人ではなく、周囲の人間を巻き込むことで徐々に外堀を埋めていく作戦がおすすめです。まずは夫の両親に相談しましょう。将来の介護などを考えると、日本語もままならない外国人の嫁は義両親にとって決して歓迎できる存在ではないはずです。冷静になるよう夫を説得してくれるでしょう。浮気のきっかけは単身赴任なのですから、夫の会社の上司に相談してみるのもよいでしょう。周囲から冷静に諭してもらえれば、夫も目を覚ますかもしれません。

相手への慰謝料請求はハードルが高い

夫の浮気相手であるベトナム人女性に慰謝料請求することは可能です。しかし、相手がすんなり支払うとは考えにくいのが現実です。相手が支払いに応じない場合には裁判を起こす必要があります。裁判を起こすにはまず相手の住所を突き止めなければなりません。裁判が進み、あなたが勝訴したとしても、相手女性の財産に強制執行できる法的手続きが現地ベトナムで整備されていなければ実際に支払ってもらうのは難しいでしょう。法的な手続きのコストや要する時間を考えると、相手女性への請求分も含めた額の慰謝料を夫に請求するのが最も現実的です。

夫との再構築を考えるなら、感情的に問いつめるのは厳に慎みましょう。あなたにとって夫の浮気は耐え難い苦しみでしょうが、夫は今よその女性のほうを向いているという現実はどんなに辛くとも受け入れなければなりません。受け入れた上で、夫の目をもう一度あなたに向けさせる努力をしてみましょう。あなたと夫との間には、今までの結婚生活で積み上げてきたものがあるはずです。浮気相手が夫に与えられる以上のものをあなた自身が夫に与えてあげられるようになれば、夫はきっとあなたのもとに戻ってきてくれますよ。

相手の情報を調べるのが先決

ベトナム在住のベトナム人女性へ慰謝料請求すること自体は可能ですが、強制執行できるかはベトナムの法整備次第です。相手への請求分も含めた額の慰謝料を夫に請求するのが最も現実的といえるでしょう。まずは相手の情報収集に努めつつ、対策を練りましょう。