浮気されたのは妻の責任なの?

夫の浮気が判明。理由を問いただしたところ、夫は「家庭に居場所がなかったから」だと言いました。確かに、子育てに必死なとき夫をかまっている時間はなかなかとれないものですが、だからといって浮気してもよいという理由にはなりませんよね。反省するどころか「家に帰ってきたくない」「浮気したのはお前が原因」と言う夫に、この先どう接していけばよいのでしょうか。

家庭に居場所がないってどういうこと?

1日の仕事が終わったら、家族と温かい夕食が待っている家にまっすぐ帰りたいと思うものです。それなのに、夫が家に帰りたくないと言うのはどういうことなのでしょうか。

家庭に居場所がないという言葉の裏には、物理的もしくは精神的な理由があると考えられます。それぞれ順に見ていきましょう。

物理的:家庭でくつろげる場所がない

一人になって静かにくつろぎたいと思うときは誰でもありますよね。仕事が終わって疲れているときにはなおさら、ほっとできる場所が必要です。一方、子供がまだ幼いうちは家の中はどうしてもうるさくなりますし、散らかりやすくなります。夫が疲れて帰ってきたとき、家の中が腰を下ろす場所もないほどぐちゃぐちゃになっていたり、子供が大騒ぎしたりしたらどうでしょうか。せっかく家に帰ってきたのにまったくくつろげないと感じてしまうでしょう。こんなことならよそで一杯飲んできたほうがよかったと思うかもしれません。

物理的に居場所がない場合は、夫が一人になってくつろげる場所を確保することが有効です。一部屋用意できればベストです。スペース的に無理であれば、家に帰るまでにカフェなどで一休みしてくるのを認めてあげることをおすすめします。

精神的:夫の存在がないがしろにされている

家に帰ってきても妻であるあなたがろくに顔も向けてくれなかったり、上から目線であれこれ要求するばかりで何の気遣いもしてくれなかったりという有様だと、夫は自分が何のために働いているのかわからなくなってしまうでしょう。大方の男性はなぜ仕事を頑張っているのかというと、「妻に不自由な生活をさせたくないから」ですよ。つまり、女性からしたら分かりづらいですが男からしてみたら仕事を頑張るのは一種の愛情なんです。それにもかかわらず、妻が子供にかまけて自分に注意を向けてくれないと、夫は自分の存在を否定されたように感じてしまい、家には居場所がないと感じるようになってしまいます。

居場所のない夫はよその女性に慰めを求める

人は誰しも自分を受け入れてくれる相手を求めるもの。家庭に居場所がないと感じたら、夫はどうしてもよその女性に目を向けてしまいます。家庭では得られない安らぎを与えてくれる相手、自分を頼ってくれて充足感を味わわせてくれる相手の中に居場所を見いだしてしまうでしょう。これがどんどん進んでいくと本気の浮気に発展してしまい、離婚を切り出されることになってしまいます。

夫はお客様のように受け身でいないで、自分の居場所をつくるように努めるべきなのは言うまでもありません。ただ、あなたのほうも忙しいなか大変でしょうが、ほんのひとかけらでいいので夫に関心を向けてあげられないでしょうか「いつもありがとう」「お疲れ様」というたった一言で夫の心は「今日も仕事を頑張ってよかった」と満たされるのです。

夫が帰ってきたくなる家ってどんな家?

いま、家庭ではなくよその女性が夫の心のよりどころとなっています。夫の愛情を取り戻すには、自分が夫であり父であり、家庭が一番だと再認識してもらう必要がありますね。

家庭を居心地のよい場所にするには、自分ならどんな家に帰ってきたいと思うか、いちど想像してみましょう。仕事で疲れて帰ってきたらパートナーが笑顔で迎えてくれ、自分の意見を尊重してくれて、いたわりやねぎらいの言葉をかけてもらったら一日の疲れも吹っ飛ぶのではないでしょうか。

また、夫は夜にだけ来るお客さんではなく、家族の一員だということを思い出してください。家庭への参加意識を持ってもらうには、夫も子育てや家事にコミットさせるようにするとよいでしょう。あなたにとってはたいして助けにならないかもしれませんが、夫でもできそうな役割を持たせることで、夫の居場所をつくってあげることができます。

家庭が究極の癒しの場になれば、夫は迷わず帰ってくるようになりますよ。夫婦が協力して、世界でいちばん居心地のよい家庭を作り上げていってくださいね。

家庭こそ本来の居場所

夫が家庭に居場所がないと感じるのは、物理的・精神的な理由が考えられます。物理的には夫がくつろげる場所を確保すること、精神的には夫の存在を尊重する気持ちを伝えることが大切です。

家庭を居心地の良い場所にし、家族がいちばんだと夫に再認識させることができれば再構築へのチャンスが見えてきます。

浮気されて辛いかと思いますが、今の環境が夫の浮気を招いているということを忘れないでくださいね。浮気をするのは妻であるあなたが悪いというわけではなく、二人の歩み寄りが足りなかったのです。でも、夫に変われと思うのではなく二人の問題だからまずはあなたがリーダーシップを取って家庭環境を変えると意識してみてくださいね。